
前日の「死闘」「惜敗」から、再起を図る日本
スーパーラウンド第2戦の相手はベネズエラ
初回に2番・安形恭悟が起点となり、1点先取!
先発・高橋理央も力投。強打のベネズエラを完封 !!
スーパーラウンド最終戦に勝って、決勝進出を!
「WBSC第2回男子U23ワールドカップ」第7日、前日のスーパーラウンド初戦・オーストラリア戦に延長9回タイブレークの ″死闘″ の末 ″5-6″ で惜敗した男子U23日本代表は、この日スーパーラウンド第2戦でベネズエラと対戦した。
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大会第7日/5月1日(金)
スーパーラウンド第2戦
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
| ベネズエラ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 日 本 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | x | 1 |
日本:◯高橋理央(7回)ー上野結来
〔二塁打〕安形恭悟、宇宿雅哉、山本陸人
後攻の日本は初回、一死から2番・安形恭悟が二遊間を抜く安打で出塁。思い切りのよい走塁で判断よく二塁を陥れ(記録は二塁打)、先制のチャンスを作ると、続く3番・宇宿雅哉のセンター前にフラフラッと上がった打球、センターがダイビングキャッチを試みたが、その勢いで打球がグラブからこぼれ(記録は二塁打)、二塁走者・安形恭悟が一気にホームイン! 1点を先取した。
試合はこの後、ベネズエラ、日本ともに走者を出塁させながら「決定打」なく、1-0と日本リードのまま最終回へ。
7回表、日本の先発・高橋理央がベネズエラ打線をライトフライ(ライト頭上を襲う大きな当たり、ライト・芝海人がフェンス際でナイスキャッチ!)、ショートゴロ、空振り三振に斬って取り、スリーアウト! 試合終了!!
日本が初回の1点を高橋理央の「粘り強いピッチング」(被安打4・奪三振8で完封!)で守り抜き、1-0で辛勝。スーパーラウンド3勝1敗とし、ワールドチャンピオンシップファイナル(優勝決定戦)進出に「王手」をかけた。
「WBSC第2回男子U23ワールドカップ」第7日・スーパーラウンドは、この日本戦の後、ニュージーランド vs オーストラリア、チェコ vs メキシコが行われ、オーストラリア(ニュージーランドに3-2)、メキシコ(チェコに7-3)がそれぞれ勝利。
スーパーラウンド2日目を終え、1位・オーストラリア(4勝0敗)のチャンピオンシップファイナル進出が早々と決定。3勝1敗の日本が単独2位に浮上し、2勝2敗のメキシコ、ニュージーランドが同率3位、1勝3敗のベネズエラが5位、0勝4敗のチェコが6位という展開になった。
日本が明日、スーパーラウンド最終戦(メキシコ戦)に勝利すれば、その時点で「2位」が確定。オーストラリアが待ち受ける「決勝」へ進むことになるが、もし、 ″メキシコに敗れる″ 事態が起こると……メキシコに同率で並ばれ、さらに次戦(ベネズエラ vs ニュージーランド)の結果次第では、日本・メキシコ・ニュージーランドの「三つ巴」で「TQB:チームクオリティバランス」(※3チームが同率で並んだ場合の順位決定方法)の比較に持ち込まれてしまう。
そういった意味でも、日本はスーパーラウンド3戦目・メキシコ戦に必ず勝たなくてはならない。
メキシコの「エース」は、戦前から「大会屈指の右腕」と評され、「世界が注目」するカルロス・パラ。
オープニングラウンド・ベネズエラ戦のピッチングを間近で見た限り、「世界一線級」に偽りない「球速130㎞/h超」のライズ・ドロップを投げ込んでくる。ジャック・ベスグローブ(オーストラリア)同様、ストライクがキッチリ取れる「ブレーキの効いたチェンジアップ」も持ち合わせており、そこに日本打線がどう対応するか……勝敗を分ける大きなカギとなりそうだ。
いずれにしても、次なる「運命の一戦」へ、男子U23日本代表チームが「いかに立ち向かう」のか!?
かつて2009・2013・2015と3大会連続世界選手権(現・ワールドカップ)出場を果たし、世界のトップオブトップに挑み続けた中村健二ヘッドコーチの手腕に「注目・期待」したいところであり、ここまでの ″世界の強豪との激闘″ で学び、鍛えられた選手・チームの「成長」「進化」を示すときである。
カルロス・パラを攻略し、メキシコを倒さなければ……決勝はない!
その強い「決意」と「覚悟」をもって、全力でチャレンジしてほしい。
●文・写真
男子U23日本代表チーム
選手団広報/竹﨑 治(日本体育社)