
今年12月の「アジアカップ」に出場する、
男子U18日本代表選手が正式決定
4月14日~16日、宮崎県にて選考会を実施
今回チームの指揮を執る、山崎均ヘッドコーチ
72名の選手が「実戦形式」で猛アピール!
″6大会連続ワールドカップ出場″
世界の舞台を知り尽くす片岡大洋選手も
「アシスタントコーチ」としてチームをサポート
(※画像右端)
アジア制覇の先にある、ワールドカップ3連覇へ !!
去る4月14日(火)~16日(木)、宮崎県宮崎市/ひなた宮崎県総合運動公園を会場に「令和8年度 男子U18日本代表チーム選手選考会」(第9回男子U18アジアカップ出場選手選考会)が開催され、全国から72名の選手がチャレンジ。3日間の厳しい選考を経て、「代表選手16名」が正式決定した。
選考会初日は、まず参加選手全員の体力・運動能力を測定。並行して山崎均ヘッドコーチ・選手との個人面談、投手の球速測定、捕手のスローイング(盗塁阻止を想定した二塁への送球)計測、野手のシートノック・フリーバッティングも行われた。
選考会2日目・3日目は72名の参加選手をA・B・C・Dの4つのグループに振り分け、紅白戦形式で対戦させる実戦主体の選考内容。選手一人ひとりの「実戦能力」(※投手は与えられたイニング数の中でどこまで実力を発揮できるか、野手は守備、打撃、走塁といった基本的な要素に加え、攻守における特徴・ストロングポイントの有無、実戦の中での状況判断能力やそこで選択したプレーの有効性・確実性、また、それらの要素・能力が『世界に通用するレベル』にあるかどうか等)が細部にわたりチェックされ、全日程を終了した。
選考会冒頭「男子U18のカテゴリーは、ワールドカップの舞台で2020年第13回大会・2023年第14回大会と連覇しており、 ″3連覇″ をめざす状況にあります。前回大会、私は男子U18日本代表チームのアシスタントコーチとして選手とともに戦い、『世界一・連覇達成』に歓喜しましたが、『あの瞬間! あの興奮!! 』は今でも鮮明に覚えている。優勝決定戦/開催国・メキシコとの死闘、メキシコの大観衆が詰めかけ、球場は超満員、延長タイブレークの大激戦に劇的勝利を収めた『国際経験』は私自身にとっても『財産』となりましたし、これから本当の意味で男子ソフトボールを極めていく、もしくは牽引していく(盛り上げていく)『覚悟』が固まった大会になったと切に感じています。だからこそ、この経験・想いを今回ヘッドコーチとして君たちに伝えたい! まずは今年12月のアジアカップ(ワールドカップアジア地区予選)を勝ち抜くためのメンバー選考になりますが、3日間全力でチャレンジしてください。よろしくお願いします!! 」と力強く決意を述べた山崎均ヘッドコーチは、代表選手選考にあたり「冒頭でも話しましたが、前回大会優勝の経験、そこで得たものを『次、日本代表となる選手たち』に『伝承』し、U18 → U23 → TOPへ確実につなげていくことが私の使命・役割だと考えています。もちろん、日本代表チームを率いる以上『結果を出さなければならない』という大きな責任がありますので、『未来を見据え、選手を大きく育てる&勝つ』のハイブリッドで歩みを進めていく。現行の方針ではアジアカップ、ワールドカップとその都度選考会を実施する予定になっていますが、アジアであろうが、世界であろうが、常にベストチームで挑むことに変わりはありません」とコメント。
さらに「選考会は個々が自らの実力をアピールする場なのですが、選ばれた『その先』に『チームとして戦う』大前提があることを忘れてはいけません。トップレベルのスキルは確かに必要不可欠ですが、それが最終的にチームとして一つにまとまらないと……勝てない。どんな環境、どんな状況に立たされても『チームのために何ができるか』を考え、『前を向いてプレーする』選手であってほしいですし、私が常日頃願う『自らが行動で示し、男子ソフトボールを牽引していく』確かな志を持った選手をこのU18カテゴリーから育てていきたいと思います」と自身の考え・想いを口にした。
また、今回の男子U18日本代表は「現役・男子TOP日本代表」の片岡大洋選手が「アシスタントコーチ」としてチームをサポート。その片岡大洋コーチにも話を伺うと「第一に、山崎均ヘッドコーチを支える『アシスタントコーチ』の役割を全力で全うしたいと思っています。その中で私の『これまでの経験』が求められれば、活かしたいですし、チームの『世界の強豪を破るヒント』になれば……と考えます」と語り、「私が出場した直近の国際大会(2025ワールドカップファイナル・2025ワールドゲームズ)で感じたこととして、捕手の立場から挙げさせてもらうとするなら、『投手におけるウイニングショットの必要性』が大きくあります。例えば、両大会で日本のエース的役割を果たした池田空生投手には ″ライズボール″ (打者の胸元へ浮き上がるような変化球)というストロングポイント・決め球がありました。このライズがあったからこそ……対になるドロップボール(打者の膝元に落ちる変化球)が生き、『高低』を大胆に使うことができた。投手に自信のあるウイニングショットがあれば、リードする捕手も基本『攻めの配球』ができますし、『勝負球から逆算するイメージ』を描く等、こちら(バッテリー)主導で、有利にピッチングを組み立てることができます。これは原点に立ち返った上での『収穫』と言いますか、かわす(逃げる)のではなく、勝負することの重要性を改めて感じた……と私の中ではとらえています」と昨年の2大国際大会を例に挙げ、技術的な部分について言及。
「打撃に関しては、日本リーグにおける『日常的な世界一線級投手との対戦』いわゆる『目慣れ』が非常に大きかったですね。同世代にあたる森田裕介(同じく男子TOP日本代表)の『5年に及ぶ海外武者修行』で得た知識・情報・技術の『共有』が、日本代表チームのレベルを引き上げましたし、世界の強豪との距離感が近くなったこと、国際大会仕様のプレーの使い分けが柔軟になったことが、TOPカテゴリーにおけるワールドカップ4位・ワールドゲームズ優勝(※アメリカと同時優勝)という成績につながっています。これらの成果を踏まえて、U18カテゴリーの選手たちに様々なことをアドバイスしていければと思いますし、私自身も今回は指導者(アシスタントコーチ)として大いに学び、成長したいと考えています!」と心境を語ってくれた。
今回発表された「令和8年度 男子U18日本代表」16名は、全員が文字通り「日本代表初選出」「国際大会初挑戦」となる。
まずは今年12月、フィリピン・クラークにて開催が予定されている「第9回男子U18アジアカップ」(※大会期日:12月2日~8日)を圧倒的な強さで勝ち抜き、「ワールドカップ出場権」を獲得すること。
日本を飛び出し、「世界」を知り(体感し)、各々の「さらなる成長・進化」へつなげていってもらいたい。
その先にある、ワールドカップ3連覇へ!
新たな世界挑戦を ″ここから″ !!
| No. | UN. | 守備 | 氏名 | 所属名 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 20 | 投 手 | 板倉 伶和 | 豊川高等学校 |
| 2 | 18 | 〃 | 大野 楓芽 | 飛龍高等学校 |
| 3 | 11 | 〃 | 神田 悠生 | 飛龍高等学校 |
| 4 | 17 | 〃 | 與那嶺 仁渉 | 沖縄県立読谷高等学校 |
| 5 | 27 | 捕 手 | 石川 敦士 | 愛媛県立松山工業高等学校 |
| 6 | 7 | 〃 | 佐伯 泰知 | 広島県立御調高等学校 |
| 7 | 2 | 〃 | 村上 有翔 | 長崎県立大村工業高等学校 |
| 8 | 10 | 内野手 | 尾崎 鳴斗 | 啓新高等学校 |
| 9 | 6 | 〃 | 金尾 翔人 | 高知県立岡豊高等学校 |
| 10 | 55 | 〃 | 砂坂 泰進 | 啓新高等学校 |
| 11 | 16 | 〃 | 藤本 優希 | 広島県立御調高等学校 |
| 12 | 33 | 〃 | 本田 琉晟 | 愛媛県立松山工業高等学校 |
| 13 | 19 | 〃 | 松尾 颯太 | 長崎県立佐世保西高等学校 |
| 14 | 24 | 外野手 | 白石 一颯 | 愛媛県立東温高等学校 |
| 15 | 21 | 〃 | 馬場 麟弥 | 文徳高等学校 |
| 16 | 1 | 〃 | 濱野 恵成 | 長崎県立大村工業高等学校 |
| No. | 役職 | 氏名 | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1 | ヘッドコーチ | 山崎 均 | 啓新高等学校 |
| 2 | アシスタントコーチ | 津本 大貴 | 長崎県立佐世保西高等学校 |
| 3 | アシスタントコーチ | 片岡 大洋 | 高知県立岡豊高等学校 |
| 4 | マネージャー | 日野 隼一 | 広島県立御調高等学校 |
| 5 | トレーナー | 内藤 慶 | ひかり整形外科クリニック |