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幼児期からのベースボール型体験プログラム地区指導者講習会(ASOBALLプロジェクト)
第2回、第3回を実施!

ASOBALLプロジェクトの第2回は近畿地区(大阪府守口市)で
開催された

本プロジェクトのメンバー
(左から佐野仁美リーダー、山本睦委員、宇津木妙子副会長、金谷裕司委員)

講習会に先立ち行われた研修会で挨拶するJSA・増田恭理事
(近畿協会理事長)

九州地区で行われた第3回では、講習会前に山本睦委員が
テープでのコート作りの方法を説明

元気よく「ボール遊び」を楽しむ子どもたち

講習会では講師、指導者、参加者全員で記念撮影も行われた

 去る12月1日(土)に関東地区(埼玉県入間市)を皮切りにスタートした「幼児期からのベースボール型体験プログラム地区指導者講習会(ASOBALLプロジェクト)」(主催:公益財団法人日本ソフトボール協会(以下JSA)・ASOBALLプロジェクト)の第2回が12月8日(土)に近畿地区(大阪府守口市/大阪国際大和田幼稚園)で、第3回が12月9日(日)に九州地区(鹿児島県霧島市/国分多目的屋内運動場)で実施された。

 近畿地区で開催された第2回は、関東地区での第1回と同様にJSA・宇津木妙子副会長、佐野仁美ASOBALLプロジェクトリーダー、金谷裕司ASOBALLプロジェクト委員、山本睦ASOBALLプロジェクト委員が講師を務め、12月8日(土)10時に講習会がスタート。講習会に先立って行われた近畿地区の指導者と講師による研修会では、宇津木妙子副会長から「ASOBALLプロジェクト」の実施目的や趣旨が説明され、「このASOBALLプロジェクトを推し進めていくためには、全国の皆さんの協力が必要であり、ぜひ力を貸していただきたい」と協力が求められた。
 また、JSA・増田恭理事(近畿ソフトボール協会理事長)からは、「近畿地区でもこの事業に積極的に取り組み、幼児期の子どもたちへのベースボール型スポーツの普及、ソフトボール界の発展、底辺拡大に力を注ぎたい」とこの事業をより一層推し進めていく意欲が示され、集まった近畿地区の指導者へ協力が呼びかけられ、近畿地区を挙げてのこの事業への全面的なバックアップが約束された。
 最後に、佐野仁美ASOBALLプロジェクトリーダーからプロジェクト発足の経緯や意図、今後の方向性等が説明され、10時40分より講習会がスタート。講習会には、大阪国際大和田幼稚園の園児約40名とその保護者が参加し、行われた。

 講習会は、金谷裕司ASOBALLプロジェクト委員を中心に準備運動を行った後、まずはボールに慣れ、感覚をつかむために、1人1個ボールを使いボール遊び。ボールはこの「ASOBALLプロジェクト」のため、ナガセケンコー株式会社と新たに共同開発を行った「ASOBALL」が使用され、柔らかくて握りやすい「ASOBALL」に子どもたちが自然と「慣れる」ことに重点を置いて講習が進められた。

 続いて、佐野仁美ASOBALLプロジェクトリーダーから、ボールの「投げ方」が説明され、子どもたちのフォームを確認しながら、宇津木妙子副会長もお手本を見せる等、丁寧な指導が施された。

 バッティングでは、山本睦ASOBALLプロジェクト委員がスイングの仕方を説明。従前より使用されている安全に配慮された幼児向けのバットが使用され、基本となるバットの握り方や上手にバットにボールを当てるコツが説明され、子どもたちも力強いスイングを見せていた。

 最後はティー台を使用し、ゲーム形式。子どもたちは初めて体験する遊びに夢中になり、思い切り身体を動かしながら心から「ボール遊び」を楽しむ姿が印象的だった。

 翌12月9日(日)は、鹿児島県霧島市(九州地区)に会場を移し、第3回を実施。ここでは、屋内の運動場での開催となったため、普段屋外でコートを作る際に使用するラインカーを使うことができず、「黄色のテープ」を用いて設営準備。山本睦ASOBALLプロジェクト委員から設営準備の仕方や、限られた環境の中でも、今あるもので「最善」を尽くすこと、子どもたちに楽しんでもらえるようにするには教える側の「創意工夫」が必要であることが説明され、講習会に訪れた九州地区の指導者は、真剣にそのやり方を学んでいた。

 講習会は地元の小学生以下の子どもたちを対象に実施され、幼児約20名とその保護者が参加。第1回、第2回同様に準備運動、ボール遊び、キャッチボール、バッティングを行った後、縦横10mのコートを使用し、ゲーム形式。攻撃側はティー台に置いた「ASOBALL」を打ち、守備側はその打球を追って全員がボールに集まったら「アウト」とコール。「アウト」のコールまでに打者が進んだ距離が得点(一塁までで1点、二塁までで2点)となる得点方式でゲームが行われ、ベースボール型の導入段階を体験するだけでなく、特定の子どもたちに運動量が集中したり、偏ったりすることなく、すべての子どもたちが同じ運動量を確保できるような工夫が凝らされ、チーム全員で協力することの大切さを学び、協調性を持って運動に取り組むことに配慮がなされたゲームとなった。

 講習会終了後には、第2回、第3回ともに、地元協会から子どもたちに「頑張ったで賞」が、JSAからは「ASOBALL」がプレゼントされ、子どもたちは大喜び! 一足早い「クリスマスプレゼント」に子どもたちは満面の笑みを浮かべ、講習会終了後も家族で「ASOBALL」で遊ぶ微笑ましい姿も見られた。

 また、子どもたちとの講習会終了後、午後から行われた講師、指導者による意見交換会では、事業を受けての率直な感想や疑問、また各府県協会が抱えている悩み、今後の「ベースボール型」の普及・発展に向けての課題等が議題とされ、全員が議題一つひとつに真摯に向き合い、各々の意見を積極的に述べるとともに、この体験を通して子どもたちが「ボールを使った遊び」に触れ、それを「楽しい」と感じ、「またやってみたい」と思ってもらえることを全員が心から願い、そのためにはどうすれば良いのか、何が求められているのかを全員が考える、内容の濃い意見交換会が行われ、講習会は閉講した。

 この幼児期からのベースボール型体験プログラム地区指導者講習会(ASOBALLプロジェクト)は、来る12月25日(火)に北信越地区(新潟県)で第4回を実施。残す4会場(北海道・東北地区、東海地区、中国地区、四国地区)は、年明けの1月中の開催を予定している。

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