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第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体2018)

男女4種別で熱戦を展開!
岡山が男女総合・女子総合優勝に輝く

第73回国民体育大会が福井県において開催された

悪天候にもめげることなく、会場には多くの観客の姿が

成年男子の部で優勝、成年女子・少年女子の部で
第3位の好成績を収めた岡山が「男女総合優勝」!

初日が中止・順延となり、4種別とも「2チーム優勝」に。
成年男子の部で優勝を飾ったのは、千葉と岡山

成年女子の部では、静岡と群馬が優勝

少年男子の部では、「地元・福井」と千葉が優勝

少年女子の部では、愛知と兵庫が優勝を手にした

来年は “茨城県” を舞台に熱戦が繰り広げられる!!

 第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体2018)ソフトボール競技が、去る9月30日(日)~10月2日(火)の3日間にわたり、福井県越前市(成年男子)・永平寺町(成年女子)・福井市(少年男子)・敦賀市(少年女子)を会場に開催された。

 福井県においては、昭和43年の第23回大会以来、実に「50年ぶり」の国体開催。「スポーツの感動を広め、未来へつなげる」を基本目標に掲げ、地域をあげて選手・観客一人一人に様々な感動を味わっていただけるよう、全力で競技運営に努める姿が印象的であった。

 大会は初日(9月30日/日)があいにく台風の影響で中止・順延。この日の日程をそのまま2日目(10月1日/月)にスライドさせる形がとられ、最終日の3日目(10月2日/火)も全種別準決勝までの実施となることを余儀なくされたが(※準決勝で勝利した2チームをそれぞれ『優勝』とする形になった)……男女4種別その悪天候にもめげることなく、最後まで「熱い戦い」が繰り広げられた。

 結果は、成年男子で優勝、成年女子・少年女子でともに第3位の好成績を収めた岡山が天皇杯得点となる男女総合優勝。皇后杯得点となる女子総合優勝も手にし、「ダブル優勝」に輝いた。

 福井県越前市/武生東運動公園ソフトボール場において開催された成年男子は、千葉、岡山の2チームが優勝。
 2010年の千葉国体(第65回国民体育大会/ゆめ半島千葉国体)以来、8年ぶりの本戦出場となった千葉(※四街道クラブのメンバーが主体)は、1回戦で北海道と対戦。亀田弦希(※国士舘大学)、三崎圭剛、石井智尋の3本のホームラン等「一発攻勢」で13-0と圧勝し、幸先の良い滑り出しを見せると、準々決勝・岐阜戦では一転して延長タイブレーカーにもつれ込む熱戦に亀田弦希の「2試合連続ホームラン」で劇的なサヨナラ勝ち!(最終スコアは4-2)。準決勝・大阪戦も初回に1点を先制される展開となりながら、果敢に食らいつき、2回表、二死二塁から須佐篤のタイムリースリーベースで同点。5回表には伊佐治豪の左中間へのソロホームランで勝ち越しに成功、7回表にも須佐篤の右中間へのソロホームランで大きな3点目を奪う等「着実に加点」し、3-2で接戦に勝利!! 日本エコシステム、大阪グローバル・大阪桃次郎の日本リーグチームを主体とする岐阜、大阪を立て続けに撃破する「快進撃」を見せ、見事8年ぶり6度目の優勝。
 一方、日本男子西日本リーグに所属する平林金属を主体とする岡山も、1回戦の石川戦に「売り出し中のルーキーコンビ」浜本悌、宇根良祐がともにソロホームランを叩き込む等11安打を浴びせ、11-2と圧勝。準々決勝・岩手戦も「好調な打線」が爆発し、山内貴博(※環太平洋大学:3本/3打席連続)、井上知厚(2本)、木谷謙吾、祝弘樹の「7本のホームラン」を含む「27安打」の猛攻で24-3と一蹴。準決勝では同じ日本男子西日本リーグに所属する高知パシフィックウェーブの単独チームである高知との対戦になったが、0-0で迎えた4回表、松田光にツーラン、祝弘樹にスリーランホームランが飛び出して一挙5得点! 6回表にも無死満塁から代打・和田彩斗の内野安打の間にダメ押しの6点目を加え、勝利を決定的なモノとし、守っては「投打の大黒柱」松田光が被安打3・奪三振6と安定感溢れる投球内容で完封!! 6-0と「貫録」をも感じさせる戦いぶりで初の栄冠を手にした。

 福井県永平寺町/松岡総合運動公園 you meパークにおいて開催された成年女子では、静岡、群馬の2チームが優勝。
 日本女子リーグ2部に所属する靜甲を主体とする静岡は、1回戦の北海道戦に、打っては白井奈保美、山崎奈美佳のタイムリー、和田美樹(※NECプラットフォームズRed Falcons)のツーランホームラン、守っては勢村香織、清水琴乃の投手リレーで6-0と完勝。準々決勝・大分戦は先発・勢村香織が4回表にソロホームランを浴びて先制を許したものの、その裏、二死二・三塁から中尾萌が2点タイムリーを放ち、すぐに逆転。同点に追いつかれ、迎えた6回裏にも野木利佳子のタイムリー、白井奈保美のランニングホームランで一挙3点を奪い、勝ち越しに成功し、そのまま5-2で勝利。準決勝では地元・福井を相手に辻井晴名(※NECプラットフォームズRed Falcons)、櫻井円香、和田美樹、麓みさきのタイムリー、山崎奈美佳のソロホームラン等12安打を浴びせて6-1と快勝し、嬉しい初優勝。
 一方、日本女子リーグ1部に所属するビックカメラ高崎BEE QUEENと太陽誘電 ソルフィーユの混成チームで臨んだ群馬も、1回戦の岩手戦に糟谷舞乃、大塚枝里香のツーランホームランを含む「21安打」を浴びせ、18-1と大勝スタート。準々決勝・愛媛戦も青木千春の先制ツーランホームラン、中西舞衣のダメ押しのタイムリーで終始優位に試合を運び、3-0で勝利を飾ると、準決勝・岡山戦でも初回に大塚枝里香が先制タイムリー! 終盤6回裏には北口美海、青木千春の連打で決定的な2点を追加し、勝負あり!! 先発・尾﨑望良も被安打2・奪三振9の好投(完投勝利)で締めくくり(最終スコアは3-0)、5年ぶり21度目の優勝を飾った。

 福井県福井市/福井市きららパーク多目的グラウンドにおいて開催された少年男子は、福井、千葉の2チームが優勝。
 今夏のインターハイを制した啓新高等学校の単独チームで臨んだ地元・福井は、1回戦でインターハイ3位の難敵・飛龍高等学校の単独チームである静岡と激突。息詰まる熱戦が予想されたが……その大方の予想を良い意味でくつがえすように、髙廣大のソロ、細川涼麿のツーランホームラン等「打線の活躍」で快勝(最終スコアは7-0)! この初戦の勝利で「勢い」に乗ると、準々決勝・広島戦も2-2の同点で迎えた最終回(7回裏)、一死一・二塁から細川涼麿がレフトの頭上を越える劇的なタイムリーツーベースを放って3-2とサヨナラ勝ち!! 準決勝・宮城戦は初回に1点を奪われ、追いかける展開となったものの、4回表、「エース」大西泰河自らのタイムリーで同点。終盤6回表には代打・谷口美国のタイムリーで勝ち越しに成功し、7回表にも大西楓耶のタイムリーで大きな3点目を追加。守っては、「エース」大西泰河がその裏、宮城打線を「渾身のピッチング」で三者連続三振に斬って取り、3-1で勝利。地元国体で歓喜の初優勝を成し遂げた。
 一方、千葉敬愛高等学校の単独チームで臨んだ千葉は準々決勝からの登場となり、初戦でインターハイ準優勝の大村工業高等学校を主体とする強豪・長崎と対戦。1-1のまま延長タイブレーカーへ突入した手に汗握る接戦を、最後は相手守備の乱れに乗じて2-1で制すると、準決勝・群馬戦では今夏の世界ジュニア選手権でもエースとして活躍した好投手・小野寺翔太の立ち上がりを攻め、初回にワイルドピッチで1点を先制。2回表にも一死一・三塁から積極的に「ダブルスチール」を仕掛け、足で揺さぶり、2点目を追加! このリードを先発登板した内海慈音が最後まで守り抜き、2-1で競り勝ち、8年ぶり4度の優勝を飾った。

 福井県敦賀市/敦賀市きらめきスタジアムで開催された少年女子では、愛知、兵庫の2チームが優勝。
 今夏のインターハイ準優勝校・東海学園高等学校を主体とする愛知は、1回戦で千葉と対戦。5回までなかなか得点を奪えずにいたが、迎えた6回裏、一死二塁から遠藤澪(※星城高等学校)がセンターへ「弾丸ライナーで突き刺す」ツーランホームランを放ち、待望の先制点! さらに相手守備の乱れに乗じて3点目を加えると、このリードを「高校№1サウスポー」後藤希友がしっかりと守り、3-0の完封勝利。準々決勝・岩手戦はその後藤希友が初回にいきなり1点を失う形となったものの、前日の千葉戦で決勝ホームランを放った遠藤澪に「2試合連続となる一発(ツーランホームラン)」が飛び出し、すぐに逆転。3回裏、4回裏にはともに4安打を集中してリードを広げ、終わってみれば7-2の得点差で快勝。準決勝・岡山戦も2回裏に相手守備の乱れ等で得た3点を「絶対的エース」後藤希友が被安打6・奪三振9の力投で守り抜き、完封勝利。3-0のシャットアウトで4年ぶり6度目の優勝を手にした。
 一方、今夏のインターハイを制した兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校を主体とする兵庫は準々決勝から登場。初戦で地元・福井を「主砲」炭谷遥香の「2打席連続ホームラン」等13安打の猛攻で9-2と一蹴すると、準決勝・福岡戦でも投打に「地力の違い」を見せ、打っては高橋まひろ、弓納持あみ(※神戸野田高等学校)、花浦ひかりのタイムリー等11安打で5得点、守っては和田凛、原茂那の投手リレーで相手打線にビッグイニングを作らせず、最少失点で凌ぎ、5-1の快勝! 6年ぶり8度目の栄冠に輝いた。

 大会初日が台風の影響で中止・順延となってしまったが、今年も男女4種別で熱戦が繰り広げられた国民体育大会。来年は茨城(いきいき茨城ゆめ国体)へと「国体の舞台」が移されることになる。今後もこの国体を通じて「ソフトボール」が人々の身近にあり続け、親しまれることはもちろん、真に愛される競技へ発展していってくれることを願いたい。

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