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WBSC第1回男子U23ワールドカップ 【現地レポート⑦】

日本、スーパーラウンドの ″大一番″ に5回コールド勝ち!
「ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)進出」が確定 !!

「最大のライバル」であるオーストラリア戦を前に、
チームとしていかに戦うか!? 「意思統一」を図る!

オーストラリアの先発投手は「絶対的エース」ではなく……
右のリンカーン・ウォーク(※2020年U18WC準優勝メンバー)

「要警戒打者」ジェレミー・ガーランド(※2020年U18WC準優勝 メンバー)に先制ソロホームランを浴びる展開となったが……

その直後、日本打線が本領発揮! 一気に逆転 !!

1点を許しはしたが、「闘争心溢れる漢」大西泰河も好投

日本、スーパーラウンドの ″大一番″ に圧勝!
最終戦を残し、早々と「決勝進出」を決めた !!

◎オーストラリア戦ハイライト

 「WBSC第1回男子U23ソフトボールワールドカップ」大会第7日(スーパーラウンド2日目)、前日のスーパーラウンド第1戦・メキシコ戦に1-0の完封勝利を収め、スーパーラウンド「通算3勝0敗」。「唯一全勝」を守った日本は、この日第2戦でオーストラリアと激突! 今大会「優勝候補の筆頭」に挙げられる「最大の難関」との ″大一番″ に臨んだ。

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大会第7日/4月21日(金)
スーパーラウンド第2戦

1 2 3 4 5 6 7 R
オーストラリア 0 0 1 0 0 1
日  本 0 0 4 4 x 8
※大会規程により5回得点差コールド

日本:◯大西泰河(4回)、井上裕太郎(1回)-本塚勇太
〔三塁打〕菊川智己、松尾翔輝、濱田慎、松本良就

 オーストラリアの前日の ″まさかの敗戦″ (ニュージーランドに1-4)により、対戦相手・オーストラリアとしてはスーパーラウンド通算2勝1敗とこの先 ″負けられない″ 状況。昨年TOPカテゴリーのワールドカップを制した「絶対的エース」ジャック・ベスグローブを先発に立て、必勝を期してくるかと思われたが……予想外の右腕「リンカーン・ウォーク」(※2020年U18ワールドカップ準優勝メンバー)が先発登板。連投がかさみ疲れが見えるエースを「ここで温存する」という思い切った選手起用に出てきた。

 初回、2回と両チーム無得点で迎えた3回表、オーストラリアは日本の先発・大西泰河に対し、この回先頭の7番 ジェレミー・ガーランド(※2020年U18ワールドカップ準優勝メンバー)がレフトスタンドへ先制のソロホームラン。大西泰河のやや甘めに入ったベルトあたりの球を強振せず「コンパクト」にとらえ、あの「飛距離」……。1点を先取した。

 しかし、日本も直後の3回裏、一死から1番・菊川智己がレフト頭上を越えるスリーベースヒット! バント、スラップを警戒し、ショートがピッチャー横まで前進する極端なシフトを敷いてきたオーストラリアの守備を嘲笑うかのような当たりを放ち、チャンスメイクすると、2番・松本良就が「執念」でレフト前に落とす同点タイムリー! 次打者・黒岩陽斗は見逃し三振で二死一塁となったが、4番・宮本海斗が三遊間深く転がすショート内野安打でつなぎ、一・二塁。ここで5番・松尾翔輝がセンター頭上を越えるタイムリースリーベースを放ち、日本が2点を勝ち越し!! 続く6番・濱田慎もライト頭上を越えるタイムリースリーベースを浴びせ、この回4点目を追加し、4-1とリードを奪った。

 「勢い」に乗る日本打線は続く4回裏にも、この回先頭の8番・永吉飛斗がバントヒット(セーフティーバントで気迫の一塁ヘッドスライディング!)で出塁。9番・本塚勇太もバントシフトの逆を突く「技あり」のプッシュ気味のバントで自らも生き、一・二塁。さらに1番・菊川智己が強烈なピッチャー返し(ピッチャー強襲安打)を浴びせ、無死満塁と攻め立てると、2番・松本良就の満塁の走者を一掃するレフトフェンス直撃のタイムリースリーベースで3点を追加! なお無死三塁から3番・黒岩陽斗のファーストゴロの間に三塁走者が本塁生還を果たし、この回4点目を加え、8-1と大きくリードした。

 守っては、先発登板した「闘争心漲る漢」大西泰河がソロホームラン1本を浴びはしたものの、球威・緩急・制球力・投球術と ″すべての要素を盛り込んだ″ クオリティの高いピッチングを展開。4イニングを1失点でまとめ、5回表は井上裕太郎に継投。バトンを受けた井上裕太郎もその回をサードゴロ、空振り三振、サードゴロに斬って取り、日本の5回コールド勝ち(※大会規程により3回15点、4回10点、5回以降7点以上の差が生じたときは得点差コールドゲームを適用)が成立。男子U23日本代表がスーパーラウンドの ″大一番″ オーストラリア戦に8-1で圧勝し、スーパーラウンド最終戦・アルゼンチン戦を残して早々と「ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)進出」を確定させた。

 日本戦の他、スーパーラウンド2日目はメキシコ(カナダに1-0)、アルゼンチン(ニュージーランドに8-1)がそれぞれ勝利。スーパーラウンド2日目終了時点の順位は、1位・日本:4勝0敗、アルゼンチン、オーストラリア、メキシコが2勝2敗の同率2位、カナダ、ニュージーランドが1勝3敗の同率5位に並ぶ状況となっている。

 現時点で「ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)進出」を決めた日本が気になるところは、やはりその決勝の対戦相手(スーパーラウンド2位となるチーム)。スーパーラウンド最終日の試合結果がすべて出揃うまで何とも言えない部分があるが、日本の最大のライバル・オーストラリアが明日のカナダ戦に勝つと、通算3勝2敗になり、最終順位で日本以外のチームを上回る(自力で2位の座を確保する)こととなる。

 オーストラリアがカナダに ″必ず勝てる″ という保証はまったくないのだが……やはり、最後は「絶対的エース」のいる「優勝候補の筆頭」オーストラリアが決勝に勝ち上がってくるのでは!? と予想せざるを得ない。

 「WBSC第1回男子U23ソフトボールワールドカップ」も次がスーパーラウンド最終戦となり、いよいよ「クライマックス」を迎える。
 日本のスーパーラウンド最終戦の相手はホスト国・アルゼンチン。20時30分開始の最終試合には、地元・アルゼンチンの「満員の観客」が押し寄せ、南米特有の「割れんばかり」の「熱狂的な声援」が送られることだろう。

 大会最終日のワールドチャンピオンシップ/ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)に「最高の形」で臨むためにも、男子U23日本代表としてはキッチリ「勝利」で締めくくりたい。

 日本の ″銀メダル以上″ が確定したが、ここで決して満足してはいけない。
 何度も繰り返すようだが、我々の目標はあくまで「優勝・世界一」。その目標を達成する瞬間まで……「全力」で今大会を走り抜けなければならない!

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