公益財団法人日本ソフトボール協会

〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町4番2号 Japan Sport Olympic Square
日本ソフトボール協会 TEL.03-5843-0480 FAX.03-5843-0485

公益財団法人
日本ソフトボール協会

ニュース

ニュース 男子U18日本代表

2大会ぶりの「世界一」へ…… いよいよ開幕!!
「WBSC第13回男子ソフトボールU18ワールドカップ」

いよいよ開幕 ‼ 「第13回男子U18ワールドカップ」

現地・ニュージーランド到着後、早速プレトーナメント大会に参戦!
カナダ、ニュージーランドのチームとテストマッチを行い「全勝」する等
順調な仕上がりを見せている

開幕前日も精力的に汗を流し、チームの士気を高めた

走攻守バランスの取れた「日本らしい」ソフトボールを展開したい!

開幕戦、日本はいきなりホスト国・ニュージーランドと激突する

オリンピックイヤー最初の国際大会となる男子U18ワールドカップ。
日本のソフトボールの「初陣」を……「優勝・世界一」で飾ろう !!

 来る2月22日(土)~3月1日(日)の9日間、ニュージーランド・パーマストンノースにおいて「WBSC第13回男子ソフトボールU18ワールドカップ」が開催される(※大会サイトは こちら ※大会スケジュールはこちら)。

 大会には、前々回(2016年/アメリカ・ミッドランドで開催)優勝、前回(2018年/カナダ プリンス・アルバートで開催)準優勝とこのジュニア世代では常に「メダル圏内」「上位」に位置し、昨夏の世界男子選手権でもTOPチームが準優勝。先日WBSC(世界野球ソフトボール連盟)男子ソフトボール「世界ランキング1位」へ躍り出た日本をはじめ、アルゼンチン(2)、ニュージーランド(3)、カナダ(4)、オーストラリア(5)、アメリカ(6)、チェコ(7)、メキシコ(8)、南アフリカ(10)、デンマーク(11)、シンガポール(17)、グアテマラ(21)の12チームが出場(※( )内数字は最新世界ランキング)。

 試合方式は、その出場12チームを「世界ランキング」に基づき2グループに振り分け、まず1回総当たりの「オープニングラウンド」を実施。各グループ上位3チームが「スーパーラウンド」へ進み、同じく1回総当たりの戦い(※ただし、オープニングラウンドで同グループだったチーム同士の対戦は、そのとき(オープニングラウンド)の試合結果が持ち越される)が行われ、ラウンド内順位を決定。最終日、スーパーラウンド3位・4位が3位決定戦を、スーパーラウンド1位・2位が決勝戦を戦うというスケジュールで覇が競われる。

 2月13日、成田空港で大会へ向けた結団式・壮行会が行われ、一路「決戦の地」ニュージーランドへと出発した男子U18日本代表チームは早速現地(パーマストンノース)で開催されたプレトーナメント大会に参戦。U18カナダ代表チーム、地元・ニュージーランドのチームとテストマッチを行い「全勝」する等、大会本番へ向け「順調」な仕上がりを見せている。

 開幕前日となった21日は、午前中グラウンドで精力的に身体を動かし「最終調整」が行われた後、田中徹浩ヘッドコーチらチームスタッフがプレスカンファレンス(開幕記者発表)&テクニカルミーティング(代表者会議)に出席。
 プレスカンファレンスで大会への意気込みを問われた田中徹浩ヘッドコーチが「『連覇』をかけ挑んだ前回大会で“準優勝”という悔しい結果に終わりましたので、今大会では必ず『優勝・王座奪還』を成し遂げたいと思っています。また、今年(2020年)はオリンピックイヤーであり、そのオリンピックの舞台にソフトボール競技が3大会・12年ぶりに帰ってくるという……我々(ソフトボールを愛する者)にとって感慨深いシーズンでもあるととらえています。私たちは男子のカテゴリーでこのU18ワールドカップを戦いますが、ここで優勝し、世界一となってその『勝利のバトン』を女子TOPチームに託したい!とも考えており、決して負ける(優勝を逃す)わけにはいきません。走攻守バランスの取れた『世界トップレベル』の『日本らしい』ソフトボールを展開し、会場の皆さんを魅了したいと思っておりますので、ぜひ期待して観てください!!」と力強くコメントする姿も見られた。

 日本は明日(2月22日/土)、大会初日「開幕戦」でホスト国・ニュージーランドといきなり激突する。
 2016年、第11回世界ジュニア選手権で35年ぶり2度目の優勝を飾った際はそのニュージーランドを見事3タテ。2018年、前回大会(第12回世界ジュニア選手権)も決勝トーナメントで2度撃破し、行く手を阻み、TOPチームが戦った昨夏の世界選手権でも予選リーグ・決勝トーナメントともに勝利。男子ソフトボールにおいて言わずと知れた「ソフトボール王国」を相手にここ数年「負け知らず」の状況を続けている。

 だが、ニュージーランドも「王国の意地」にかけ……このまま黙っているはずがない。ジュニア世代では第2回・第3回大会と連覇して長らく優勝からは遠ざかっているが、今回「自国開催」で当然「王座返り咲き」を狙ってくることだろう。ニュージーランドの選手強化において、このジュニア世代(ジュニアブラックソックス ※男子U18ニュージーランド代表チームの愛称)では“勝つ喜び”よりもまず「負ける悔しさ」を植え付け、あえてそこから這い上がらせることで「真に強い選手(チーム)」を育てていく方針があるとも聞く。ニュージーランドのヘッドコーチは、現役時代「世界選手権3連覇」をはじめ輝かしい成績を残した「レジェンドの一人」トーマス・マケア。“世界最強・ブラックソックスの魂”を継承するそのニュージーランド(ジュニアブラックソックス)と日本のオープニングゲームは、まさに互いの「意地」と「プライド」をかけた熱い一戦になるはずである。

 さぁ、9日間に及ぶ「WBSC第13回男子ソフトボールU18ワールドカップ」が幕を開ける。男子ソフトボール「世界ランキング1位」の「誇り」を胸に、チーム一丸、めざすは優勝・世界一!

いくぞ! 男子U18日本代表!!

男子U18日本代表チーム選手名簿
(2020WBSC第13回男子ソフトボールU18ワールドカップ出場選手)

選手

No. 守備 氏名 所属 選手情報
1 投手 池田 響 熊本県立熊本工業高等学校
2 池田 蓮 鹿児島県立鹿児島工業高等学校
3 稲垣 拓朗 新島学園高等学校
4 八木 孔輝 愛媛県立松山工業高等学校
5 捕手 井関 綾人 埼玉栄高等学校
6 山口 葵育 新島学園高等学校
7 内野手 小椋 千寿 高知県立高知工業高等学校
8 小山 竜加 長崎県立佐世保西高等学校
9 小笹 慶斗 長崎県立大村工業高等学校
10 永吉 飛斗 鹿児島県立鹿児島工業高等学校
11 西森 潤 高知県立高知工業高等学校
12 畠山 陸 高知県立高知西高等学校
13 外野手 大西 郁夢樹 啓新高等学校
14 大橋 優也 島根県立三刀屋高等学校
15 味元 琉維 高知県立高知工業高等学校
16 山本 佳依 飛龍高等学校

スタッフ

No. 役職 氏名 所属
1 団長 塩島 虎一郎 (公財)日本ソフトボール協会
2 ヘッドコーチ 田中 徹浩 新島学園高等学校
3 アシスタントコーチ 安部 厚志 飛龍高等学校
4 笹岡 裕之 高知県立佐川高等学校
5 総務 津本 大貴 長崎県立佐世保西高等学校
6 トレーナー 田岡 幸一 Body Laboratory
PageTop