男子ＴＯＰ日本代表は11月16日に日本を出発！

まずニュージーランド・パーマストンノースでプレ大会に出場。その後、「決戦の地」オークランドへ入った

オークランドでは選手それぞれが入念に最終調整

互いのコミュニケーションも深め、チーム力をさらに向上させていく！

開幕へ、準備は万全！ つかめ、世界一 !!

男子ＴＯＰ日本代表のチャレンジがはじまる

WBSC第17回男子ソフトボールワールドカップ【直前情報】

　来る11月26日（土）、ニュージーランド・オークランドにおいて「WBSC第17回男子ワールドカップ」が開幕。日本男子ソフトボール悲願の「世界一」をめざして、いよいよ男子ＴＯＰ日本代表のチャレンジがはじまる。

　大会は出場12チームを世界ランキングに基づき２グループに振り分け、まず１回総当たりの「オープニングラウンド」を実施。各グループの上位３チームが「スーパーラウンド」へ進み、同じく１回総当たりで対戦（※ただし、オープニングラウンドで同グループだったチーム同士の対戦は、オープニングラウンドの試合結果が持ち越される）し、ラウンド順位を決定。最終日、スーパーラウンド３位・４位がワールドチャンピオンシップ／ブロンズメダルゲーム（３位決定戦）を、スーパーラウンド１位・２位がワールドチャンピオンシップ／ゴールドメダルゲーム（優勝決定戦）を戦うというスケジュールで覇が競われる。

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　今年７月の代表選手選考会で選び抜かれた男子ＴＯＰ日本代表16名は、同年９月、高知県四万十市にて開催された「第11回男子アジアカップ」で「大会７連覇」の偉業達成！ 文句なし、圧倒的な強さでワールドカップへの出場権を獲得した（※アジアカップ終了後、投手・片岡大空選手（高知パシフィックウェーブ）が右肘の怪我によりワールドカップ出場を辞退。代わって岡﨑建斗選手（大阪桃次郎）が投手として追加招集された）。

　11月16日（水）成田空港に集合した男子ＴＯＰ日本代表チームは、激励に駆け付けた関係者と大会に向けた結団式・壮行会を行い、いざ、ニュージーランドへ出発！ まずはパーマストンノースに入って事前強化合宿をはり、11月18日（金）～20日（日）の３日間「ワールドカップのプレ大会」として開催された「インターナショナル インビテーショナル シリーズ」に出場。ワールドカップ出場チーム中「世界のトップ６」（※世界ランキング上位６カ国：アルゼンチン①、日本②、カナダ③、オーストラリア④、チェコ⑤、ニュージーランド⑥／○数字が世界ランキング）が集ったこの大会でテストマッチを重ね、トータル４勝２敗（※日本 ３-０ チェコ、日本 ６-０ ニュージーランド、日本 ４-５ オーストラリア、日本 ７-１ カナダ、日本 ６-０ アルゼンチン、日本 ０-４ オーストラリア）、オーストラリアに次ぐ「準優勝」という成績を残した。

　プレ大会でのテストマッチを終えた男子ＴＯＰ日本代表は11月21日（月）、いよいよ「決戦の地」オークランド入り。翌22日（火）～25日（金）の４日間、現地で精力的に汗を流し、来る「ワールドカップ本番」へ個々のコンディション調整はもちろんのこと、団結をより強め、さらなるチーム力向上にも努めた。

　男子ソフトボール「世界一の座」を競う「WBSC第17回男子ワールドカップ」。９日間に及ぶ「世界トップレベルの戦い」が、いよいよ幕を開ける。
　日本はオープニングラウンドで世界選手権（現・ワールドカップ）優勝経験がある強豪・カナダ、オーストラリアと同じグループＢ。まずはこのオープニングラウンドをどのようなゲームプランで、どう戦うか!? 一戦一戦着実に勝利を重ねながら、チームとしてのコンディションをどこまで上げていけるかがポイントになる。オークランド入りした後のチームの雰囲気、また、個々の選手の調子・動きを見る限り、今回も間違いなく「期待」は持てる。前回あと一歩、いや、あと数センチ届かなかった「世界の頂点」へ駆け上がる「準備」は万全！ とも言っていいだろう。

　あとは、実際に戦って、勝って、その実力を証明するのみ。

　これまでの最高成績（準優勝）を超えて、優勝・世界一へと登り詰める!!
　それこそが……今回の男子ＴＯＰ日本代表に与えられた「ミッション」である。