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第54回日本男子ソフトボールリーグ第3節

平林金属が通算11勝2敗で「単独首位」をキープ!
″熾烈な上位争い″ に生き残るのは、どのチームか…
レギュラーシーズン最終第4節に要注目 !!

日本男子リーグの「後半戦」がスタート!
平林金属が通算11勝2敗で依然首位

Hondaも変わらず2位で追走する

今節「無傷の5連勝」を飾った三重ヴェルデウィン。
打線好調! この勢いを最終節に持ち込みたい !!

地元で4勝1敗と勝ち越した高知パシフィックウェーブ

ジェイテクトは通算8勝5敗。最終第4節にかける!

最後の1球、ワンプレーまで目が離せない !!

第54回日本男子ソフトボールリーグ第3節/高知県高知市・三重県熊野市

第54回日本男子ソフトボールリーグ第3節/高知県高知市・三重県熊野市

 「第54回日本男子ソフトボールリーグ」の後半戦がスタート。第3節が去る8月29日(金)~31日(日)の3日間、高知県高知市・三重県熊野市/御浜町を舞台に開催された。

 今節は、前節(第2節)「単独首位」に浮上した平林金属、2位で追いかけるHondaがともに4勝1敗と勝ち越し、1位・平林金属(通算11勝2敗)は変わらず。2位・Honda(通算10勝3敗)も変わりないが、ここに三重ヴェルデウィンが同じ通算10勝3敗で並びかけ、2位タイ。通算9勝4敗の高知パシフィックウェーブが4位、ジェイテクトと大阪桃次郎が通算8勝5敗で同率5位に位置し、デンソー、旭化成、豊田自動織機、山口水産の4チームが通算7勝6敗・7位グループで続く状況。11位は通算6勝7敗の日本エコシステム。SAGAダイワアクト、トヨタ、愛媛ウエスト、安川電機の4チームは通算5勝8敗の同率12位、大阪・堺グローバルは通算4勝9敗の16位、埼玉県庁クラブは通算3勝10敗の17位と低迷し、熊本嶋田クラブも開幕から未だ勝ち星のない13連敗・18位と厳しい戦いが続いている。

◎第3節の試合結果&フォトギャラリーはこちら

 首位を走る平林金属は、三重県熊野市・御浜町/山崎運動公園くまのスタジアム・熊野市防災公園野球場・寺谷総合公園において開催された「三重大会」に登場。初日の山口水産戦を3-6で落としてしまったが、この敗戦を引きずることなく、2日目熊本嶋田クラブに5本の本塁打を含む16安打の猛攻で13-1と5回コールド勝ち。続くHondaとの「首位攻防戦」にも「選手兼任監督」鳥山和也の先制タイムリー、赤坂優真の中押しツーラン、鳥山和也のダメ押しツーランホームラン等で6-0と快勝し、連勝。3日目も旭化成を再び鳥山和也の先制タイムリー等で4-0、SAGAダイワアクトを八角光太郎の先制スリーランホームラン等で4-0と退け、終わってみれば今節4勝1敗。通算11勝2敗と着実に星を伸ばし、「単独首位」の座をキープした。

 平林金属を「星一つ差」で追いかけるHondaも三重大会に臨み、初日、まずトヨタを坂田大士、遠畑光希のツーランホームラン等で6-1と撃破。熊本嶋田クラブ戦は5回表までリードを奪われる展開となったが、福田空脩の「一振り」(起死回生のツーランホームラン)で同点に追いつき、その後、遠畑光希が勝ち越しタイムリーを放つ等、最終的には5-3で勝利。2日目、平林金属との「注目の一戦」は0-6で敗れる形になってしまったが、続く大阪・堺グローバル戦を延長8回タイブレークの末、3-2で勝ち切り、最終日へ。3日目(最終日)豊田自動織機との対戦を「キャプテン」坂田大士の先制タイムリー等できっちりモノにし(試合スコアは3-1)、同じく今節4勝1敗と勝ち越し。通算10勝3敗で首位・平林金属を追走する状況に変わりはない。

 また、三重大会では「地元」三重ヴェルデウィンが「負けなし」の5連勝。初日・初戦の大阪・堺グローバル戦に5本のホームランを含む13安打で14-3(5回コールド)と大勝! 「勢い」に乗って、続く旭化成戦も序盤7点を奪う「一気呵成」の攻撃で最終スコア8-4と勝利すると、2日目も山口水産を2-1、3日目も熊本嶋田クラブを6-1、SAGAダイワアクトを2-1(劇的なサヨナラ勝ち)で退け、今節5戦全勝!! Hondaと同じ通算10勝3敗「同率2位」へ順位を上げた。

 高知県高知市/県立春野総合運動公園ソフトボール場において開催された「高知大会」は、前節終了時点で通算5勝3敗・3位グループにつけるデンソー、ジェイテクト、高知パシフィックウェーブ、大阪桃次郎らが「決勝トーナメント進出」「上位生き残り」をかけた激しい順位争いを展開。
 その中で、今節「ホーム開催」となった高知パシフィックウェーブが初日・2日目と快調に4連勝(愛媛ウエストに8-3、ジェイテクトに延長10回タイブレークの末6-4、デンソーに15-4(5回コールド)、安川電機に3-1で勝利)。3日目、日本エコシステムとの一戦には延長8回タイブレークの末2-4で惜敗し、通算9勝4敗、今節 ″三重ヴェルデウィンの5連勝″ によって4位へ一つ順位を下げる格好となってしまったが……立石壮平監督のもと「チームの未来」を見据え、これまで以上に「若手」を積極的に起用。ソフトボール王国・高知を代表するチームとして、第一にその伝統・誇りを継承しつつ、「新たなスタイル」を模索する姿が印象的でもあった。

 ジェイテクト、大阪桃次郎は今節3勝2敗(ともに通算8勝5敗)と勝ち越しながら、同率5位へ二つランクダウン。2勝3敗と負け越したデンソー(通算7勝6敗)にいたっては、旭化成、豊田自動織機、山口水産と並ぶ7位グループまで後退してしまうという……まさに「予測不能」な上位争い。一つの勝利、一つの敗戦で状況が目まぐるしく変化するレギュラーシーズンの大混戦も、いよいよ「最終第4節」を迎えることとなる。

 「第54回日本男子ソフトボールリーグ」第3節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、リーグ戦最終節:第4節は10月11日(土)・12日(日)の両日、富山県富山市・熊本県水俣市において開催される。

第54回 日本男子ソフトボールリーグ 第3節 終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 11 2
2位 Honda 10 3
三重ヴェルデウィン 10 3
4位 高知パシフィックウェーブ 9 4
5位 ジェイテクト 8 5
大阪桃次郎 8 5
7位 デンソー 7 6
旭化成 7 6
豊田自動織機 7 6
山口水産 7 6
11位 日本エコシステム 6 7
12位 SAGAダイワアクト 5 8
トヨタ 5 8
愛媛ウエスト 5 8
安川電機 5 8
16位 大阪・堺グローバル 4 9
17位 埼玉県庁クラブ 3 10
18位 熊本嶋田クラブ 0 13

●上位5チームが11月8日(土)・9日(日)、大阪府堺市 くら寿司スタジアム堺(原池公園野球場)で行われる決勝トーナメントに進出

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