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◆第51回日本男子ソフトボールリーグ第4節(最終節)

レギュラーシーズン「上位5チーム」が決定!
戦いの舞台は ″最終決戦″ 決勝トーナメントへ !!

豊田自動織機がレギュラーシーズン「1位」で決勝トーナメントへ!
この「勢い」のまま、リーグチャンピオンへ駆け上がることができるか!?

デンソーは豊田自動織機と同率ながら、直接対決の成績で「2位」

この最終節で無傷の4連勝を飾り、「3位」となったトヨタ自動車

平林金属はトヨタ自動車と同率ながら、直接対決の成績で「4位」に

決勝トーナメント進出「最後の一枠」に入った大阪桃次郎。
地元開催となる最終決戦の舞台で、「下剋上」なるか!?

6位以下のチームは今シーズンの戦いを終了。
現時点における「収穫・課題」を洗い出し、来年、さらに「レベルアップした姿」を見せてもらいたい‼

今節は両会場で「ソフトボールクリニック」も実施された。
ソフトボールの普及・発展をめざして……チーム・選手が担う「役割」は非常に大きいものがある

いざ、最終決戦! 決勝トーナメントの舞台へ‼

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第4節
男子リーグ

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第4節(最終節)
富山県富山市/岐阜県羽島市

 去る10月15日(土)・16日(日)の両日、富山県富山市・岐阜県羽島市において「第51回日本男子ソフトボールリーグ」レギュラーシーズンの「最終節」となる第4節が開催された(※第4節の試合結果・フォトギャラリーはこちら)。

 第4節では前節(第3節)終了時点で「単独首位」(通算成績13勝1敗)に立っていた豊田自動織機が2勝1敗と勝ち越し、今節同じく2勝1敗と勝ち越したデンソーと最後勝敗(通算成績15勝2敗)で並ぶ形になったが、豊田自動織機が「直接対決の成績」で上回り、レギュラーシーズン1位を確定させた。豊田自動織機に続く2位はデンソーとなり、3位争いはトヨタ自動車と平林金属が通算成績13勝4敗の同率に並んだが、ここも「直接対決の成績」によりトヨタ自動車の3位、平林金属の4位が決定。5位には大阪桃次郎が通算成績12勝5敗で入る結果となり、このレギュラーシーズン「上位5チーム」が来る11月5日(土)・6日(日)、大阪府豊中市/豊中公園野球場(豊中ローズ球場)で開催される「最終決戦」決勝トーナメントへ進出することとなった。

 豊田自動織機は岐阜県羽島市/FUKUJUスポーツパークはしま清流スタジアム・FUKUJUスポーツパーク多目的広場・木曽川堤外正木運動場において開催された岐阜大会に登場。初日・初戦で大阪桃次郎を「若き主砲」宮本海斗の先制スリーランホームラン等で5-2と撃破すると、続く大阪・堺グローバル戦は0-3の完封負けを喫する形になってしまったが、2日目(最終日)、「チーム一丸」気合いを入れ直し、地元・日本エコシステムとの対戦に「キャプテン」脇長丈の3打点を挙げる活躍等で5-2と快勝! 初日終了時点ではもう一方の富山大会で首位争いのライバル・デンソーが1敗を守り “首位逆転” となっていたが……そのデンソーが最終戦(Honda戦)に敗れ、互いに同率で並ぶ状態となり、最後はリーグ規程「同率チーム同士の直接対決の成績」(※直接対決では豊田自動織機が2-0でデンソーに勝利している)によって豊田自動織機のレギュラーシーズン「1位」が決定した。

 「2位」デンソーは富山県富山市/岩瀬スポーツ公園ソフトボール場において開催された富山大会に登場。初日、埼玉県庁クラブとの激しい打撃戦を13-8で制し、白星発進。もう一方の岐阜大会で豊田自動織機が2敗目を喫したことを受け、一時 “単独首位” に浮上し、2日目(最終日)のダブルヘッダーに臨むこととなった。その2日目もまずジェイテクトを角田拳晟の決勝タイムリー等で5-2と撃破し、レギュラーシーズン1位通過に「王手」をかけていたのだが……迎えた最終戦(Honda戦)、エース・山脇佑也がHonda打線に先制・追加点を許し、劣勢の試合展開を強いられると、打線もHondaの先発投手・長井風雅に4安打・10三振と抑えられてしまい、1-3で敗戦。この黒星で自力での1位通過がなくなり、さらにもう一方の岐阜大会・最終戦に豊田自動織機が勝利したため、通算の勝敗(勝率)では並んだものの、「直接対決の成績」(※デンソー 0-2 豊田自動織機)によってレギュラーシーズン「2位」となることが決まった。

 「3位」はトヨタ自動車。今節岐阜大会に臨んだトヨタ自動車は初日、まず日本エコシステムを一進一退の攻防の末、佐藤光希の「逆転・決勝タイムリー」で6-5と振り切ると、続く旭化成戦は打っては西森亜夕夢、真﨑海斗のソロホームラン、投げては先発・八木孔輝の被安打2の好投等で4-0の完封勝利。2日目(最終日)もまず愛媛ウエストを14安打・17得点の猛攻で一蹴(※試合スコアは17-4)し、この時点で決勝トーナメント進出(上位5位以内)を確定させると、レギュラーシーズン最終戦となった大阪桃次郎戦にも打線が10安打を浴びせる等奮起し、7-1で快勝。この最終節を4戦全勝で駆け抜け、通算成績を13勝4敗まで伸ばし、最後は平林金属と同率で並ぶ形になったが、「直接対決の成績」(※トヨタ自動車が4-0で平林金属に勝利)によりレギュラーシーズン「3位」となった。

  「4位」の平林金属は今節富山大会に挑み、初日、まずHondaと対戦。序盤2点をリードされながらも、西山幸助の「起死回生」となる走者一掃のランニングホームラン等で試合をひっくり返し、最終的に7-2で勝利を収めると、続くジェイテクト戦にも小山玲央のスリーランホームランを含む11安打を浴びせ、7-2で快勝。2日目(最終日)の初戦、高知パシフィックウェーブ戦も今節の「ラッキーボーイ」西山幸助の「値千金」のグランドスラム等で7-6と打ち勝ち、3連勝を飾ったが、レギュラーシーズン最終戦となった埼玉県庁クラブ戦には「苦手意識」のある「軟投派サウスポー」中島悠貴の前に打線が3安打と沈黙し、0-3の完封負け。通算成績13勝4敗でトヨタ自動車に並ばれ、「直接対決の成績」(※平林金属 0-4 トヨタ自動車)によって「4位」で決勝トーナメントに進むこととなった。

 決勝トーナメント進出「最後の一枠」となる「5位」に入ったのは大阪桃次郎。今節岐阜大会に臨んだ大阪桃次郎は、初日・初戦の豊田自動織機戦を2-5で落とし、黒星スタート。続く三重ヴェルデウィン戦はドニー・ヘイル、小原孝太のソロホームラン等「効果的な一発攻勢」で4-1と快勝したが、2日目(最終日)のトヨタ自動車戦に1-7で敗れる形となり、通算成績12勝5敗でレギュラーシーズンの戦いを終了。結果的には前節(第3節)「6連勝」を飾った「貯金」がモノをいい、滑り込みではあるが、最終決戦への切符を手にした。

 第4節(最終節)を終了し、この他のチームの順位は、今節3勝1敗と勝ち越した三重ヴェルデウィンが通算成績11勝6敗で6位。
 今節2勝1敗の高知パシフィックウェーブと今節3勝1敗のHonda、旭化成、埼玉県庁クラブの4チームは通算成績10勝7敗で並ぶ形になったが、リーグ規程(※同率で並ぶ4チームの直接対決の成績を比較し、高知パシフィックウェーブとHondaが2勝1敗、旭化成と埼玉県庁クラブが1勝2敗、2勝1敗と1勝2敗のグループができ、2勝1敗で並ぶチームの直接対決の勝者(高知パシフィックウェーブ)が7位、敗者(Honda)が8位。1勝2敗で並ぶチームの直接対決の勝者(旭化成)が9位、敗者(埼玉県庁クラブ)が10位となる)により、7位・高知パシフィックウェーブ、8位・Honda、9位・旭化成、10位・埼玉県庁クラブとなることが決定。
 今節1勝2敗のダイワアクトが通算成績8勝9敗で11位、今節4連敗の日本エコシステムが通算成績6勝11敗で12位、今節1勝3敗のジェイテクトと今節1勝2敗の大阪・堺グローバルは通算成績5勝12敗で並んだが、互いの直接対決の成績により、ジェイテクトの13位、大阪・堺グローバルの14位が決定。
 今節3連敗の愛媛ウエストと今節連敗の熊本嶋田クラブが通算成績4勝13敗で並んだが、こちらも互いの直接対決の成績により、愛媛ウエストの15位、熊本嶋田クラブの16位が決定。
 今節3連敗のNeo長崎は通算成績2勝15敗の17位(最下位)で今シーズンの戦いを終了することになった。

 「第51回日本男子ソフトボールリーグ」レギュラーシーズンの全チームの勝敗・順位は下記の通りで、「リーグチャンピオン」を決める「最終決戦」決勝トーナメントは11月5日(土)・6日(日)の両日、大阪府豊中市/豊中公園野球場(豊中ローズ球場)において開催される。

第51回 日本男子ソフトボールリーグ 第4節(最終節)終了時点
最終
順位
リーグ戦
順位
チーム名
1位 豊田自動織機 15 2
2位 デンソー 15 2
3位 トヨタ自動車 13 4
4位 平林金属 13 4
5位 大阪桃次郎 12 5
6位 6位 三重ヴェルデウィン 11 6
7位 7位 高知パシフィックウェーブ 10 7
8位 8位 Honda 10 7
9位 9位 旭化成 10 7
10位 10位 埼玉県庁クラブ 10 7
11位 11位 ダイワアクト 8 9
12位 12位 日本エコシステム 6 11
13位 13位 ジェイテクト 5 12
14位 14位 大阪・堺グローバル 5 12
15位 15位 愛媛ウエスト 4 13
16位 16位 熊本嶋田クラブ 4 13
17位 17位 Neo長崎 2 15
- - YKK 0 17

第51回日本男子ソフトボールリーグ 決勝トーナメント表
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