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◆第51回日本男子ソフトボールリーグ第2節

豊田自動織機が「開幕8連勝」!
平林金属、デンソーも7戦負けなしと好調を維持 !!

豊田自動織機が「無傷」の8連勝!

平林金属も「王者の貫禄・底力」を見せ、7連勝

デンソーも7戦負けなしと好調をキープしている

全勝チームを追いかける高知パシフィックウェーブ。
「若き新エース」片岡大空がノーヒット・ノーラン達成!

大阪桃次郎は地元開催で2勝2敗と足踏み

今節1勝2敗と負け越した日本エコシステム。
なんとか踏ん張り、上位争いに割って入りたい…

黒星先行のチームもまだまだ諦めることなく、
一戦一戦「貪欲」に勝利をめざしてほしい!

「闘志溢れる」熱戦・激闘…
それこそが、観る者の心を動かす‼

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第2節
男子リーグ

「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第2節/栃木県宇都宮市・大阪府大阪市

 去る6月4日(土)・5日(日)の両日、栃木県宇都宮市・大阪府大阪市において「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第2節が開催された (※第2節の試合結果・フォトギャラリーはこちら)。

 第2節では前節(第1節)全勝スタートを切った平林金属、デンソー、豊田自動織機、トヨタ自動車の内、「平林金属」「デンソー」「豊田自動織機」の3チームが依然「負けなし」と好調を維持。豊田自動織機が8勝0敗、平林金属、デンソーが7勝0敗となり、試合消化数の関係で豊田自動織機が勝ち星一つリードする形になった。

 豊田自動織機は栃木県宇都宮市/栃木県総合運動公園本球場、野球場A・Bで開催された栃木大会に登場。初日、まず高知パシフィックウェーブを延長タイブレークにもつれ込む熱戦の末2-1で撃破すると、続くジェイテクト戦も先制を許す状況から打線が奮起し、西森潤、森田裕介の活躍(※ともにホームラン&タイムリーを放ち、チームの勝利に貢献した)等で4-2と勝利を収め、連勝。「勢い」を加速させた豊田自動織機は、2日目もHondaに沖野祐弥の決勝犠牲フライで3-2とサヨナラ勝ち。今節最終戦となった埼玉県庁クラブ戦にも先発・近森大起の被安打2の好投と、脇長丈、青木アイゼアのタイムリー等で3-0の完封勝利を飾り、「無傷」の4連勝! 開幕からの連勝を「8」に伸ばした。

 前節3連勝のトヨタ自動車も同じく栃木大会に登場したが、こちらは1勝2敗と負け越し。初日の高知パシフィックウェーブ戦では、高知パシフィックウェーブの“若き新エース”片岡大空の前に打線が「ノーヒット」と沈黙し、最後、痛恨のワイルドピッチでサヨナラ負け(0-1)。2日目も埼玉県庁クラブに延長タイブレークの末5-6と「2試合連続のサヨナラ負け」を喫し、首位争いから一歩後退……。今節最終戦(Honda戦)は先発・八木孔輝の被安打3の好投と、主砲・真﨑海斗の決勝ソロホームランで1-0の完封勝利を収めはしたが、思うように勝ち星を積み上げることができなかった。

 栃木大会では、そのトヨタ自動車との対戦で「ノーヒット・ノーラン」(※投球数70、三振8、内野ゴロ5、内野飛4、外野飛3、バント1、死球2)をやってのけた「若き新エース」片岡大空(かたおか・そら)擁する高知パシフィックウェーブが3勝1敗と勝ち越し。初日・初戦の豊田自動織機戦は1-2の逆転負けを喫したが、次戦での片岡大空の「偉業達成」で息を吹き返し、2日目は三重ヴェルデウィンを立石壮平の逆転ツーランホームランで3-2、旭化成を片岡大洋、伊藤皓二のタイムリー等初回の鮮やかな先制攻撃で2-1と連破。通算成績を6勝2敗に伸ばし、引き続き次節以降へ「期待が持てる戦い」を見せた。

 開幕4連敗と出だしでつまずき、「地元・栃木」での巻き返しに燃えていたHondaは今節1勝2敗。初日の旭化成戦は詰めかけた地元応援団の熱い声援にも後押しされ、眞茅大翔のタイムリー、坂田大士のソロホームラン等で5-0と快勝したが、2日目、豊田自動織機に2-3、トヨタ自動車に0-1と……いずれも1点差で惜敗。通算成績1勝6敗(※ジェイテクトと同率の14位)と星を回復させることはできず、依然「苦しい状況」を強いられている。

 大阪府大阪市/セレッソスポーツパーク舞洲で開催された大阪大会には、前節4連勝を飾った平林金属とデンソーが登場。
 平林金属は初日の大阪・堺グローバル戦に浜本悌の先制タイムリー、松田光のランニングホームラン、八角光太郎のダメ押しツーランホームラン等で7-4と勝利すると、2日目も愛媛ウエストを12安打の猛攻で10-5、大阪桃次郎を4回裏の集中打(※和田彩斗、松田光のタイムリー、さらには鳥山和也にもスリーランホームランが飛び出す『3連続長短打』でこの回一挙5点を勝ち越した!)等で7-4と撃破。前節同様「王者の貫禄・底力」を感じさせる戦いぶりで3連勝し、開幕からの連勝を「7」に伸ばした。

 デンソーも初日・初戦で愛媛ウエストに8-1で快勝し、白星発進。続く大阪桃次郎戦は先制した後、逆転され、終盤「執念」で試合を振り出しに戻す「手に汗握る攻防」となったが、2-2の同点で迎えた土壇場の7回裏、二死一・三塁から廣嵜龍也が鮮やかなライト前タイムリーを放ち、歓喜のサヨナラ勝ち(3-2)! 2日目、日本エコシステムとの延長タイブレークにもつれ込む熱戦も、前日サヨナラ打を放った「ラッキーボーイ」廣嵜龍也の勝ち越しタイムリー等で3-1と競り勝ち、今節3連勝。平林金属と同じく「開幕7連勝」を飾り、好調をキープしている。

 前節を3勝1敗で終え5位グループに位置していた大阪桃次郎、日本エコシステムは今節勝ち越しならず。
 大阪桃次郎は今節「地元開催」となり、初日・初戦で熊本嶋田クラブに13-1の6回コールド勝ち。上々の滑り出しと思われたが、続くデンソー戦では一時逆転しながら、最後、痛いサヨナラ負け。2日目もまずNeo長崎に8-1で圧勝したものの、平林金属との大一番は4-7の力負け……と「一進一退」の戦いに終始し、通算成績5勝3敗・単独7位へ一歩後退する形となった。

 日本エコシステムは初日・初戦(熊本嶋田クラブ戦)を6-5でなんとかモノにしたが、続くダイワアクト戦では終始試合のペースを握られ、1-4で敗戦。2日目のデンソー戦は初回、「期待のルーキー」倉見育瑠がデンソー・山脇佑也の初球をとらえる「目の覚める先頭打者アーチ」を叩き込み、先制したものの……終盤追いつかれ、最後は延長タイブレークの末に1-3で逆転負けを喫してしまった。この第2節終了時点で通算成績4勝3敗(※ダイワアクトと同率の8位)、今後上位争いに踏み止まり、決勝トーナメント進出をつかむためには「順位争いのライバルとの直接対決でいかに勝利を挙げるか」が非常に重要であり、「求められるところ」となってくる。

 この他、第2節では三重ヴェルデウィン、ダイワアクトが2勝1敗と勝ち越し。三重ヴェルデウィンが通算成績4勝2敗の同率5位、ダイワアクトが通算成績4勝3敗の同率8位にそれぞれ順位を上げ、「虎視眈々」と上位浮上をうかがっている。また、前節勝ち星を挙げられなかった愛媛ウエスト、Neo長崎が待望の今シーズン初勝利。ともに通算成績1勝7敗(※同率16位)と状況は厳しいが、今節の勝利を機にチームの「雰囲気・状態」をより「高めて」いってもらいたいものだ。

 「第51回日本男子ソフトボールリーグ」第2節、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、第3節は9月9日(金)~11日(日)の3日間、三重県熊野市・高知県高知市において開催される。

第51回 日本男子ソフトボールリーグ 第2節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 7 0
デンソー 7 0
豊田自動織機 8 0
4位 高知パシフィックウェーブ 6 2
5位 三重ヴェルデウィン 4 2
トヨタ自動車 4 2
7位 大阪桃次郎 5 3
8位 日本エコシステム 4 3
ダイワアクト 4 3
10位 旭化成 3 4
埼玉県庁クラブ 3 4
12位 大阪・堺グローバル 3 5
13位 熊本嶋田クラブ 2 6
14位 Honda 1 6
ジェイテクト 1 6
16位 愛媛ウエスト 1 7
Neo長崎 1 7
- YKK 0 4

●上位5チームが11月5日(土)・6日(日)、大阪府豊中市 豊中公園野球場(豊中ローズ球場)で行われる決勝トーナメントに進出
●第2節開催前にYKKが廃部となり、YKKは第2節以降不参加

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