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ニュース 男子リーグ

◆第49回日本男子ソフトボールリーグ代替大会
「2020 Japan Men’s Softball League Tournament」

平林金属が「激闘のトーナメント」を制し、優勝 !!

日本男子リーグ加盟17チームが岡山県岡山市に集結!
「一発勝負」「ノックアウト方式」のトーナメントに臨んだ !!

コロナ禍にあって、「全試合無料有観客」で開催。
開催地の役員・スタッフ一丸となって運営に努めた

「地元の大きな期待」に応え、平林金属が順当に決勝へ!

活きのいい若手が躍動する日本エコシステムも
ライバルを次々となぎ倒し、決勝へと駒を進めた

決勝では日本エコシステムが初回に先制攻撃

当然、平林金属も黙ってはいない!
「絶好調男」八角光太郎の活躍等で
追いつき、そして試合をひっくり返す !!

「リードされても決して諦めない!」
日本エコシステムも「ノーガードの打ち合い」を
繰り広げ、最後まで懸命に食らいついたが…

10-9の激闘を制し、平林金属が優勝!
来シーズンは日本男子リーグを「再開」させ、
その舞台でまたこの戦いを見たいものだ★

2020 Japan Men’s Softball League Tournament
男子リーグ

【 決勝/平林金属 vs 日本エコシステム】

 去る11月13日(金)~15日(日)の3日間、岡山県岡山市/岡山県総合グラウンド野球場・HIRAKINライズ球場・岡山市日応寺自然の森スポーツ広場を会場に、「第49回日本男子ソフトボールリーグ」の代替大会となる「2020 Japan Men’s Softball League Tournament」が開催された(※トーナメントの全試合結果は こちら )。

 今シーズンの日本男子ソフトボールリーグは新型コロナウイルスの影響によって、その対応が二転三転。最終的には今年度のリーグ戦を「中止する」という苦渋の決断が下される結果となったが……11月に岡山県で予定されていた「決勝トーナメント」の日程を使用し「何らかの大会を開催したい」との新提案が出され、(公財)日本ソフトボール協会理事会にて協議。「第49回日本男子ソフトボールリーグ代替大会(リーグ加盟全チームによるトーナメント大会)を開催する」という内容で全会一致で承認され、本来のリーグ戦は残念ながらすべて中止になってしまったが、今回の代替大会を正式に開催する運びとなった(※代替大会開催の経緯・詳細は こちら )。

 今大会の開催にあたっては「開催地」岡山県ソフトボール協会はもちろんのこと、「地元」平林金属、IPU・環太平洋大男女ソフトボール部、中国学園大女子ソフトボール部も全面的にサポート&バックアップ。特に平林金属は事前のPR活動から積極的に行い、関係各所へ自ら出向き、働きかけ、大会の成功へ尽力。ホームグラウンドでもあるHIRAKINライズ球場、そしてメイン会場となった岡山県総合グラウンド野球場には3日間で4000人を超える観客を動員。このコロナ禍にあって、果たして安心・安全に大会を開催することができるのか ?? 「全試合無料有観客」での開催の「リスク」が懸念されるところであったが……当日は大会運営スタッフ一丸となったあらゆるコロナ対策が講じられ、各会場、球場設備や観客入りの状況によって常にその場の「最善」を考え、判断。何事も迅速かつ丁寧で「臨機応変」な対応がなされ、無事全日程を終了することができた。

 試合は初日(11月13日/金)から各会場で熱戦・激戦が繰り広げられ、豊田自動織機、ジェイテクト、平林金属、旭化成、YKK、高知パシフィックウェーブ、熊本嶋田クラブ、日本エコシステムがそれぞれ準々決勝へ進出。

 2日目(11月14日/土)は準々決勝・準決勝が行われ、準々決勝では豊田自動織機、平林金属、高知パシフィックウェーブ、日本エコシステムがそれぞれ勝利を収め、ベスト4が出揃った。

 A会場(岡山県総合グラウンド野球場)で行われた準決勝/豊田自動織機 vs 平林金属は、平林金属が2回裏に豊田自動織機の先発・近森大起をとらえ、二死二・三塁から9番・西山幸助がセンターオーバーのタイムリー! 二者が還り、さらにこの打球の処理を外野守備がもたつく間に打者走者・西山幸助も「俊足」をとばして一気にホームイン(記録は西山幸助のランニングホームラン)!! 一挙3点を奪い、試合の主導権を握ると、続く3回裏には二死二塁から5番・八角光太郎の二遊間を破るタイムリーで1点を追加。優位に試合を進める平林金属は1点を返された直後の5回裏にも、一死二塁から5番・八角光太郎の右中間を破るタイムリースリーベースと6番・山内貴博のライトへの犠牲フライで大きな2点を加え、勝利をグッと引き寄せた。
 守っては、初戦(三重県庁クラブ戦)、準々決勝(旭化成戦)に続き「3連投」となったエース・松田光が4回まで被安打2と相変わらず「気合い十分」「安定感抜群」のピッチングを披露。5回表から登板した先村翼が代わり端ソロホームランを叩き込まれ、7回表に登板した迎錬磨も直後の3連打でアッという間に失点……と、最後は松田光が“再び登板せざるを得ない”どこか後味の悪い展開になったものの、しっかりと後続を断ち、6-2で勝利。順当に決勝へ駒を進めた。

 もう一方、B会場(HIRAKINライズ球場)で行われた準決勝/高知パシフィックウェーブ vs 日本エコシステムは、今大会「打線好調」の日本エコシステムが2回裏に先制攻撃。高知パシフィックウェーブの先発・糸数昌太郎に対し、この回先頭の4番・山下治がセンターへ大きなアーチを描くソロホームランを放ち、1点を先取。さらに5番・吉村利駆杜、6番・岩松左近の長短打で2点目を加え、試合のペースをつかんだ。「勢い」に乗る日本エコシステムは1点を返された直後の3回裏にも、一死から2番・菅守継がレフトへソロホームラン。3番・古賀健太も三遊間を破るヒットで続くと、先制ソロホームランを放った4番・山下治が今度はライトへ「超特大」のツーランホームランを叩き込み、一挙3得点。5-3と2点差にされ迎えた6回裏には、高知パシフィックウェーブの2番手・三宮知之から8番・松本健汰がセンターへダメ押しのソロホームランを突き刺し、6点目を追加! 合計4本のホームランを浴びせる「圧巻の一発攻勢」で6-3と勝利し、決勝進出を決めた。

 最終日(11月15日/日)の決勝では平林金属と日本エコシステムが激突。平林金属・松田光、日本エコシステム・本多祐貴の両投手が先発登板し、スタートした試合は、後攻の日本エコシステムが初回に二死満塁と攻め立て、6番・岩松左近の走者一掃のタイムリーツーベースでいきなり3点を先制。
 しかし、地元・岡山の「大きな期待」を背に戦う平林金属も当然このまま黙っているはずはなく、直後の2回表、一死から5番・八角光太郎がライト線へスリーベースを放ち、チャンスメイク。犠牲フライで1点を返し、反撃の狼煙を上げると、続く3回表にも一死満塁から「絶好調男」5番・八角光太郎がセンターオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち、同点。さらに犠牲フライで4-3と逆転に成功した。平林金属は直後の3回裏に1点を失い、追いつかれたが、4回表にも日本エコシステムの2番手・平新之介を攻め、一死二・三塁から2番・浜本悌が左中間を破るタイムリースリーベース、これに相手守備の乱れも絡み、勝ち越し。3番・松田光にも待望の一発(ソロホームラン)が飛び出し、この回一挙4得点。その後2点を失い、8-6のスコアで迎えた7回表には、一死一塁から6番・山内貴博がレフトへツーランホームランを叩き込み、三度リードを広げ、これで勝負は決したかと思われた。
 だが、「諦めない」日本エコシステムは土壇場の7回裏、この回先頭の2番・菅守継がピッチャー前に技ありのセーフティーバントを決め、出塁。ここで3番・古賀健太がセンターへ「気持ちで運ぶ」ツーランホームランを放ち、2点差。さらに4番・山下治、5番・吉村利駆杜の連打、6番・岩松左近のファーストゴロで一死一・三塁となった後、7番・奥村翼が執念のレフト前タイムリー!10-9とついに1点差まで詰め寄った。最後は一死一・二塁の状況で8番・松本健汰を迎え、「一打同点」「長打が出れば逆転サヨナラ」という劇的な光景も頭をよぎったのだが……8番・松本健汰はショートゴロ、この打球を平林金属の守備陣が6-4-3のダブルプレーに仕留め、スリーアウト、試合終了。
 昨年のリーグチャンピオン・平林金属が最後苦しみながらも「激闘のトーナメント」を勝ち抜き、地元・岡山で見事優勝の栄冠を手にした。

2020日本男子ソフトボールリーグトーナメント表
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