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◆第48回日本男子ソフトボールリーグ第4節

栃木県大田原市・富山県富山市で「最終節」を開催!
平林金属が「東西統一初年度」のリーグ戦を制す!!

「優勝候補の筆頭」平林金属が最終節も3勝1敗と勝ち越し!
通算14勝2敗、2位に「勝ち星二つ差」をつけたままリーグ戦を
制す
※画像提供:平林金属

リーグ戦2位となったのは今シーズン開幕8連勝を飾った
ダイワアクト。
後半戦平林金属に逆転を許したが、決勝トーナメントでの
「リベンジ」を誓う!!

リーグ戦3位はホンダエンジニアリング
この最終節「地元開催」で3勝1敗と勝ち越したが……
最後はダイワアクトとの直接対決に敗れたことが響き3位に

リーグ戦4位は大阪桃次郎
同じく今節3勝1敗と勝ち越したものの、「好不調の波」が
気がかり。決勝トーナメントでは個々のポテンシャルにチームの
結束力・団結力を加えて頂点を狙いたい

リーグ戦5位に滑り込んだのはデンソー
「地元・愛知」の声援を力に、最終決戦での「下剋上」なるか !?

決勝トーナメントは11月9日・10日、愛知県名古屋市で開催!
リーグ戦「上位5チーム」が繰り広げる最後の戦いを見逃すな!!

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」第4節(最終節)が、去る10月19日(土)~21日(月)の3日間にわたり(※19日の第2試合が降雨により中止。21日(予備日)に順延された)、栃木県大田原市・富山県富山市において開催された。

◎今節実施された試合の結果(イニングスコア等)はこちら

 「最終節」となった今節は、前節無傷の4連勝を飾り、通算成績11勝1敗で首位・ダイワアクトを逆転。「単独首位」に浮上していた平林金属が3勝1敗と星を伸ばし、2位に「勝ち星二つ差」をつけたまま、最終成績14勝2敗でリーグ戦優勝! 「最終決戦」となる決勝トーナメントの舞台へ「リーグ戦1位」で臨むことになった。
 また、決勝トーナメントに出場する「リーグ戦上位5チーム」も決定し、激戦の結果、1位・平林金属、2位・ダイワアクト、3位・ホンダエンジニアリング、4位・大阪桃次郎、5位・デンソーが今シーズンの「日本リーグチャンピオン」を決める「最後の戦い」に挑むこととなった。

 平林金属は、富山県富山市/富山県岩瀬スポーツ公園ソフトボール広場において開催された富山大会に登場。今節は「絶対的エース」松田光の起用をほぼ「DP(指名選手)・打撃のみ」とし、“その他(若手)の投手を軸に試合を作り、チーム全員で、一丸となって勝ち星をつかみにいく”ゲームプランにシフト。初日、初戦となったNeo長崎戦に井上知厚の5打点を叩き出す活躍(※タイムリーヒット2本、スリーランホームラン1本)等で13-1(5回コールド)と大勝すると、2日目のジェイテクト戦、高知パシフィックウェーブ戦にも「打線の活躍」で9-6、6-5と打ち勝ち、連勝(※ジェイテクト戦の勝利で最終日を前に早々と「リーグ戦1位」を確定させた)。3日目(予備日/最終日)の埼玉県庁クラブ戦は投手陣が打ち込まれ、4-9で敗れる形となってしまったが……「エース温存」で挑んだ今節の戦いを3勝1敗と勝ち越し、堂々の最終成績14勝2敗。日本男子リーグ「東西統一初年度」のリーグ戦を制した。

 前節(第3節)平林金属に首位の座を奪われ、順位を一つ下げたダイワアクトは栃木県大田原市/美原公園・黒羽運動公園多目的運動場において開催された栃木大会に登場。2009年の来日以降、ダイワアクトに「黄金時代(※2010年・2011年と2年続けて『西日本リーグ・決勝トーナメント』制覇。決勝トーナメントでは2010年・2011年、2013年、2016年と4度優勝を飾っている)」をもたらす「立役者」となったアンドリュー・カークパトリックを再び「先発投手の柱」に据え、初日の愛媛ウエスト戦に2-1、2日目のデンソー戦にも2-0とキッチリ勝利。順位争いのライバル・ホンダエンジニアリング戦でも先発登板したウエムル・マタをそのアンドリュー・カークパトリックがしっかりと支え、好リリーフ。初回に打線が圧巻の一発攻勢(※ホンダエンジニアリングの先発・大西泰河の立ち上がりをとらえ、1番・古川恵士、2番・野中耕太郎、5番・ウエムル・マタがいずれも『会心の当たり』のホームランを叩き込んだ)を見せ、早々に流れをつかんだこともあり、6-4で大一番を制し、この大事な最終節での勝ち越しが決定。3日目(予備日/最終日)の日本エコシステム戦こそ4-11で落としたものの、通算成績12勝4敗でリーグ戦を終了。ホンダエンジニアリング、大阪桃次郎と同率(12勝4敗)で並び、リーグ戦の順位決定は熾烈を極めることになったが……最後はリーグ規程によって2位の座をつかんだ。

 上記でふれたように、前節(第3節)終了時点でダイワアクトと並び「2位グループ」を形成していたホンダエンジニアリング、大阪桃次郎も今節3勝1敗と勝ち越し、通算成績12勝4敗でリーグ戦を終了。ダイワアクト、ホンダエンジニアリング、大阪桃次郎、それぞれ直接対決の成績も1勝1敗であったことから、順位決定は3チーム間の対戦失点数へ委ねられることとなり、ダイワアクト:対戦失点数8、ホンダエンジニアリング:対戦失点数8、大阪桃次郎:対戦失点数13でまず「失点数がもっとも多い」大阪桃次郎の4位が決定。ここでも決着がつかなかったダイワアクトとホンダエンジニアリングの順位決めは、再び「両チームの直接対決の成績」へと戻され、その直接対決に勝利していたダイワアクトの2位、敗れていたホンダエンジニアリングの3位が確定することになった。

 また、決勝トーナメント進出「最後の一枠」に滑り込んだのはデンソー。この最終節では旭化成戦に9-1、ダイワアクト戦に0-3、熊本嶋田クラブ戦に11-1(5回コールド)、大阪桃次郎戦に1-2と2勝2敗に終わり、同じく今節を2勝2敗で終えた日本エコシステムと通算成績10勝6敗で並ぶ状況になったが、最終的にリーグ規程(※両チームの直接対決の成績により順位を決定)に救われ、何とか5位を確保。地元・愛知で開催される決勝トーナメントへの挑戦権を手に入れた。

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」はこれでレギュラーシーズンの全日程を終了し、戦いの舞台はいよいよ「最終決戦」決勝トーナメントへ移されることとなる。
 昨年の「日本リーグチャンピオン」であり、「東西統一初年度」となった今シーズンのリーグ戦でも終始「強さ」を発揮した平林金属が“新リーグ初代王者”に輝くか? それとも“下克上”、そこに“待った”をかけ、優勝旗をさらうチームが現れるのか?? いずれにしても今年最後の頂点をかけた戦い! 男たちの「熱苦しいまでの戦い」に期待・注目したいと思う。

 「第48回日本男子ソフトボールリーグ」第4節(最終節)、全チームの勝敗・順位は下記の通りで、決勝トーナメントは11月9日(土)・10日(日)の両日、愛知県名古屋市/パロマ瑞穂野球場において開催される。  

第48回 日本男子ソフトボールリーグ 第4節終了時点
順位 チーム名
1位 平林金属 14 2
2位 ダイワアクト 12 4
3位 ホンダエンジニアリング 12 4
4位 大阪桃次郎 12 4
5位 デンソー 10 6
6位 日本エコシステム 10 6
7位 高知パシフィックウェーブ 9 6
8位 愛媛ウエスト 9 7
9位 豊田自動織機 9 7
10位 旭化成 7 7
11位 トヨタ自動車 6 9
12位 大阪グローバル 5 11
13位 埼玉県庁クラブ 5 11
14位 YKK 5 11
15位 熊本嶋田クラブ 5 11
16位 ジェイテクト 3 13
17位 Neo長崎 1 15

※2位~4位はリーグ規程により当該チームの対戦成績・対戦失点数で順位を決定
※5位・6位、8位・9位はリーグ規程により当該チームの対戦成績で順位を決定
※12位~15位はリーグ規程により当該チームの対戦成績で順位を決定

第48回日本男子ソフトボールリーグ 決勝トーナメント表
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