2012.10.22

 

 

第45回日本女子ソフトボール2部リーグ順位決定プレイオフ

東芝北九州が優勝
ペヤングが1部昇格、ドリーム☆ワールドが入替戦へ


2部リーグ優勝の座に輝いた東芝北九州

優勝決定戦
4回表にスリーランを放ち、
勝負を決めた東芝北九州・松岡ゆり枝

ドリーム☆ワールドは後半に巻き返しを見せたものの
敗者復活戦へ。序盤の失点が悔やまれる……

「エース」曽根原一葉を中心に守り、健闘を見せるも
決定打を欠き、4位となった日本精工

小澤のソロホームランで先制したペヤング

ドリーム☆ワールドは反撃のチャンスをものにできず第3位
1部昇格をかけ、入替戦に挑む!

熱い応援も後押しし、念願の1部昇格を果たしたペヤング

 
 
 

女子2部リーグ優勝決定戦(東芝北九州ードリーム☆ワールド)

 


  「第45回日本女子ソフトボール2部リーグ順位決定プレイオフ」が、10月20日(土)・21(日)の両日、静岡県伊豆市・天城ドームで開催された。
 この2部リーグ順位決定プレイオフは、アドバンス、ホープ両セクションの上位2チーム・計4チームによる「最終順位決定戦」で、まず両セクション1位のチーム同士が対戦。勝ったチームは1部昇格が決定し、敗者は敗者復活戦に回り、両セクション2位のチーム同士の勝者と対戦。その試合の勝者が1部11位との入替戦に回るという試合方式で行われた。
 アドバンスセクション1位の東芝北九州、2位の日本精工、ホープセクション1位のドリーム☆ワールド、2位のペヤングの4チームが、「1部昇格」をかけた「最後の決戦」に臨んだ。

■第1日(10月20日/土)

第1試合(優勝決定戦)
 東芝北九州(アドバンスセクション1位) 8−3 ドリーム☆ワールド(ホープセクション1位)
 先攻の東芝北九州は3回表、ドリーム☆ワールドの先発・熊澤怜子からこの回先頭の7番・森田千晶がチーム初ヒットとなるライト前ヒットで出塁。「エース」自らのバットで攻撃の口火を切ると、犠打で送り、二死後、四球で一・三塁とチャンスを広げ、2番・原田明香が三遊間深くに転がし、内野安打となる間に先取点を挙げた。先制して勢いに乗る東芝北九州はさらに、4回表にもこの回先頭の5番・菊原麻紀子が安打で出塁し、犠打、四球で一死一・二塁の得点機を作ると8番・松岡ゆり枝がスリーランホームラン。続く5回表にも5番・菊原麻紀子が2点タイムリーツーベースを放ち、ドリーム☆ワールドを大きく引き離した。
 なかなか得点を奪えずにいたドリーム☆ワールドは5回裏、二死走者なしから1番・辻井晴名が内野安打で出塁。代打・鈴木あゆみがライト線へのタイムリースリーベースを放ち、まず1点を返すと、3番・青野可奈と4番・谷口敏子の2者連続ツーベースでさらに2点を追加。3点を返し、「意地」を見せたが反撃もここまで。序盤に得点を奪えていたら……と悔やまれる試合展開であった。
 今シーズン、活動休止の危機に直面しながら、「チーム一丸」となって2部リーグ優勝を勝ち獲った東芝北九州だったが、来年度の活動見通しが立たないため、1部昇格を辞退。1部昇格チームの決定は第2日に持ち越されることとなった。

第2試合
 ペヤング(ホープセクション2位) 1−0 日本精工(アドバンスセクション2位)
 「負けたら終わり」となるこの試合は両チームが再三の得点機を作るも、ペヤング・小長井美希、日本精工・曽根原一葉の両投手の力投で一歩も譲らぬ戦いとなり、0−0のまま、延長タイブレーカーに突入。
 ペヤングは9回表、タイブレーカーの走者を犠打で送り、一死三塁とし、6番・小澤麻美がヒットエンドランを決め、待望の先取点を挙げた。
 守ってはその裏、同じく犠打で三塁に走者を進められたが、一塁手・大島あずさがヒット性の鋭いライナーを素早い反応で好捕。好投を続ける小長井美希も守備陣の好守に応え、最後の打者をセカンドゴロに打ち取り、試合を締めくくった。
 ペヤングは念願の「1部昇格」へ向け、まずは3位以上を確定させ、最低でも入替戦へ出場する権利を得た。

■第2日(10月21日/日)

第1試合(2位決定戦)
 ぺヤング 2−1 ドリーム☆ワールド
 優勝を決めた東芝北九州が1部昇格を辞退したため、この試合に勝てば1部昇格が確定し、負ければ入替戦に進むことになる両チームの対戦。この試合も緊迫した目の離せない展開となった。
 初回、両チームともに三塁へランナーを進めるも、後続を断たれ、迎えた2回表、ペヤングはこの回先頭の6番・小澤麻美が初球を上手くすくい上げた打球はフェンスを越え、会場をアッと言わせるソロホームランでペヤングが先制。このままペヤングが大量得点か……という空気が漂ったが、ドリーム☆ワールドの先発・燒里穂は気持ちを切り替え、その後は1安打に抑え、打線の援護を待った。しかし、7回表、6回から継投した熊澤怜子が一死一塁からタイムリーツーベースを浴び、痛い失点。2点のリードを奪われ、さらに苦しい状況に追い込まれた。
 その裏、2点を追うドリーム☆ワールドは4番・谷口敏子がライト線へのツーベースで出塁し、反撃の口火を切るも、ペヤング・菊池遥から1点を返すのが精一杯。ぺヤングが念願の1部昇格を果たし、惜しくも敗れたドリーム☆ワールドは、11月7日(水)・8日(木)の両日、今回と同様、静岡県伊豆市・天城ドームで行われる入替戦へ出場。シオノギ製薬と3試合制のプレイオフ(先に2勝した方が1部昇格もしくは1部残留が決定)に臨むことになる。


■第45回日本女子ソフトボール2部リーグ順位決定プレイオフ組み合わせ・試合結果
日程:10月20日(土)〜21日(日)
会場:静岡県伊豆市 天城ドーム



※1位の東芝北九州は1部昇格を辞退したため、勝者のペヤングが1部に昇格し、敗者のドリーム☆ワールドがシオノギ製薬との入替戦(11月7〜8日、静岡県伊豆市 天城ドーム)に出場する。