第41回 日本女子ソフトボール1部リーグ第10節     (2008.10.27)


王者・豊田自動織機が最終節「意地」の2連勝
決勝トーナメント進出を決める!

前半戦の出遅れが響いたレオパレス21
5年連続の決勝トーナメント進出はならなかった

熾烈な4位争いに敗れたトヨタ自動車は
7位でシーズンを終了

ルネサス高崎が文句なしのリーグ戦1位
3年ぶりの王座奪回はなるか

好調な戦いぶりで勢いに乗る日立ソフトウェアにも注目

デンソーは初の決勝トーナメント進出
「最後の決戦」にすべてを賭ける!

シオノギ製薬は11位で入替戦へ……
崖っぷちで踏みとどまれるか

「世界一の投手」上野由岐子の剛腕が
決勝トーナメントでもうなる!

最終節終了!
決勝トーナメント進出4チームが決定

 第41回日本女子ソフトボールリーグ1部リーグ第10節が、10月25日(土)・26日(日)の2日間、福岡県北九州市・愛知県豊橋市・神奈川県横浜市の3会場において開催され、全12チームのリーグ戦順位が決定。「最後の決戦」となる決勝トーナメントに進出する「4強」が出揃った。
 第9節までを終了し、すでにルネサス高崎、日立ソフトウェア、デンソーの3チームが決勝トーナメント進出を決めていたが、最終節では、その決勝トーナメント進出「最後の一枠」を争う4位争い(第9節終了時点で豊田自動織機・レオパレス21・トヨタ自動車の3チームが同率4位)が熾烈を極めた。
 リーグ3連覇をめざしながら、今シーズン苦しい戦いを強いられ、ここまで通算12勝8敗と決勝トーナメント進出に向けて崖っぷちに立たされていた王者・豊田自動織機は、愛知県豊橋市・豊橋市民球場で開催された豊橋大会に登場。初日の日立マクセル戦に、長澤佳子の本塁打などで4−0の完封勝利を収めると、2日目の太陽誘電戦では、初回にいきなり2点を先制し、3回裏にも2点を追加するなど序盤からリードを広げ、計7点を奪う猛攻でエンジン全開。守ってはエース・ミッシェル・スミスが気迫溢れるピッチングで試合を組立て、意地の2連勝を飾り、通算成績を14勝8敗まで伸ばした。
 昨年リーグ準優勝、豊田自動織機と同様、今シーズン厳しい戦いの続いたレオパレス21は、神奈川県横浜市・保土ヶ谷公園硬式野球場で開催された神奈川大会に登場。第9節終了時点で同率4位に並び、今節4位の座を争うライバル・トヨタ自動車と初日に激突した。試合は、トヨタ自動者・露久保望美、レオパレス21・山根佐由里が共に力投。両チーム無得点で迎えた4回裏にレオパレス21が先制点を奪ったが、トヨタ自動車も5回表にすぐさま反撃し、逆転に成功。手に汗握る接戦となったが、最後はレオパレス21・藤本索子の逆転ツーランで決着。この結果、トヨタ自動車が4位争いから一歩後退し、最後の執念を見せるレオパレス21に2日目の試合結果次第での決勝トーナメント進出の可能性が残されたが、最終戦となった日立ソフトウェアに、1−3の敗戦。4位を争っていた豊田自動織機が豊橋大会で連勝したため、通算13勝9敗と一歩およばず、5位が決定。リーグ前半の出遅れが響き、5年連続の決勝トーナメント進出はならなかった。
 福岡県北九州市・北九州市民球場で開催された北九州大会には、今シーズン開幕から破竹の「13連勝」を飾るなど、「世界一の投手」上野由岐子を柱に首位を走るルネサス高崎が登場。初日の佐川急便戦に三科真澄、山本優の本塁打などで9−0と圧勝し、2日目のデンソーでは、今シーズン初めて先発のマウンドを譲った上野由岐子に代わって登板した、黒川春華が気迫のピッチングを見せ好投。最後は、自らの出身地・福岡県での凱旋登板となったエース・上野由岐子が、会場中の大声援に応える貫録のピッチングで締めくくり、6−0の完勝。通算成績を20勝2敗まで伸ばし、文句のなしの首位でリーグ戦を終了した。
 また、全日程を終了し、通算成績2勝20敗と、勝ち星を伸ばせず低迷した最下位の日立マクセルが2部リーグへと降格。通算成績4勝18敗のシオノギ製薬が11位となり、11月6日(木)・7日(金)に静岡県伊豆市・天城ドームで開催される2部リーグ2位・靜甲との入替戦に臨むことになった。
 熱戦が続いたリーグ戦も全日程を終了し、熾烈な争いを勝ち抜いた“4強”が「最後の戦い」に臨む。今シーズン苦しみながらも、ギリギリのところで決勝トーナメント進出を決めた王者・豊田自動織機のリーグ3連覇はなるか。「世界一の投手」上野由岐子を擁するルネサス高崎が3年ぶりに王座を奪回するのか。初の決勝トーナメント進出をはたしたデンソー、今シーズン好調な戦いぶりで勢いに乗る日立ソフトウェアからも目が離せない。日本女子ソフトボールリーグ「頂上決戦」が、いよいよ幕を開ける!
 第41回日本女子ソフトボール1部リーグ、全12チームのリーグ戦順位は下記の通りで、リーグチャンピオンを決める決勝トーナメントは、11月8日(土)・9日(日)の2日間、京都府京都市・西京極野球場において開催される。



第10節終了時、全チーム成績

1位  ルネサス高崎 20勝2敗
2位 日立ソフトウェア 19勝3敗
3位 デンソー 16勝6敗
4位 豊田自動織機 14勝8敗
5位 レオパレス21 13勝9敗
6位 太陽誘電 12勝10敗
7位 トヨタ自動車 12勝10敗
8位 佐川急便 8勝14敗
9位 Honda 7勝15敗
10位 戸田中央総合病院 5勝17敗
11位 シオノギ製薬 4勝18敗
12位 日立マクセル 2勝20敗


●第41回 日本女子ソフトボール1部リーグ 決勝トーナメント●

期日:平成20年11月8日(土)・9日(日)
会場:京都府京都市/西京極野球場

◇11月8日(土)

10:30── 
 デンソー(リーグ3位) VS 豊田自動織機(リーグ4位)……(1)
13:00──   
 ルネサス高崎(リーグ1位) VS 日立ソフトウェア(リーグ2位)……(2)

◇11月9日(日)

10:00── (1)の勝者 VS (2)の敗者 ……(3)
13:00── (2)の勝者 VS (3)の勝者

●第41回 日本女子ソフトボールリーグ 入替戦●

期日:平成20年11月6日(木)・7日(金)
会場:静岡県伊豆市/天城ドーム

試合方式:3回戦を行い、先に2勝したチームが翌年度1部リーグに昇格する
    (2回の対戦で決定した場合は、以後の試合は行わない)

11月6日(木) 
 14:00 シオノギ製薬(1部リーグ11位)VS 靜甲(2部リーグ2位)
11月7日(金) 
 2回戦 …… 10:00
 3回戦 …… 14:00

※入場料は無料