平成19年度 第40回日本女子ソフトボールリーグ開幕記者発表
 
〈日本女子ソフトボールリーグ機構〉


記者発表冒頭、挨拶に立つ山崎会長






記者発表には多数のチーム関係者・報道関係者が駆けつけた

各チームのキャプテンが今シーズンの抱負を語った





 
 
 

 




 
 4月9日(月)、東京・渋谷の岸記念体育会館で、平成19年度第40回日本女子ソフトボールリーグ開幕記者発表が行われ、多くのチーム関係者・報道関係者出席のもと、開催された。
 記者発表では、まず日本女子ソフトボールリーグ機構・山崎拓会長(財団法人日本ソフトボール協会会長)が、「日本女子ソフトボールリーグは、昭和43年に第1回のリーグをスタートさせ、今シーズンで40回目の大会を迎えることができました。その間、チーム数の増加で、2つのリーグを開催したり、2部、3部を発足するなどして、運営してまいりました。多い時には50ものチームが参加しておりましたが、現在では1部12チーム、2部18チームとなっております」と、まず日本リーグの今日までの歩みに触れ、「今年のリーグにつきましては、多くの方に日本トップレベルの試合を観ていただこうと、試合会場を20会場から30会場に増やして、4月21日に開幕を致します。また、この日本リーグ加盟チームからは多くの全日本代表選手が出ており、来年開催されます北京オリンピックに向け、各チーム、各選手が熱く燃えて代表選手争いに顔を出そうと、今シーズンの日本リーグが、大いに盛り上がるものと信じているところであります」と挨拶した。
 次に、日本女子ソフトボールリーグ機構・鈴木征常務理事(財団法人日本ソフトボール協会常務理事/リーグ委員長)が、平成19年度のリーグ運営の詳細を説明。「試合会場に足を運んでくださった皆さまに、今までとはまた違った角度からソフトボールを楽しんでいただけるよう、選手たちによるソフトボール教室の実施やサイン会の開催をはじめ、様々な“新企画”を用意しております。また、本リーグには日本代表選手のみならず、オーストラリアの現役代表選手はじめアメリカから来日した選手も活躍しております。どうか“世界最高水準”の日本女子ソフトボールリーグを、その目で見て、肌で感じて、さらには様々な企画を楽しんでいただきたい」と、従来のリーグ開催から大幅に変わったリーグ運営方法の詳細が明らかにされ、各チームの戦力・特徴等が紹介された資料も配布された。
 続いて、リーグ各チームのキャプテンが今シーズンの抱負を力強く語り、開幕を直前に控えた時期とあって、どのチームも「優勝を狙う」「目標は優勝!」と早くも戦いの火花を散らし、さながらリーグ開幕の「前哨戦」といった雰囲気となった。
 最後に、日本女子ソフトボールリーグ機構・尾崎正則専務理事(財団法人日本ソフトボール協会専務理事)が、この記者発表に駆けつけた多くの報道関係者へ向け、「ソフトボールをより盛り上げるためには、トップリーグたるこの日本女子ソフトボールリーグを成功させなければならない。そのためには、皆さんにも今まで以上にソフトボールを取り上げていただき、もっともっとソフトボールという競技が持つ魅力を伝えてほしい」と呼びかけ、記者発表を締めくくった。
 記者発表終了後には、チーム関係者と報道関係者を交えて懇談会が催され、しばし歓談のひとときを持ち、各チームの監督や選手たちを中心に個別取材の輪があちこちででき、最後に日本女子ソフトボールリーグ機構・武田芳信副会長(太陽誘電)が、「リーグ機構・協会・企業・チームが一丸となって、この日本リーグを盛り上げ、ソフトボール競技のさらなる普及・発展をめざし、努力していきたい」と締めの挨拶。三本締めで会を締めくくり、来るべきリーグの開幕へ決意を新たにしていた。