2016.7.29
 

 

教員のための「ベースボール型」
授業研究会を鈴鹿市で開催(第3回)




授業研究会冒頭、講師の皆さんが紹介された



まずは中日ドラゴンズ野球事業部・遠藤政隆講師を中心に、
ボールの扱い、ボールに慣れることからスタート!



「セルフキャッチ」ボールを右手から左手へ、左手から右手へ、
背中や膝の裏で、自分でボールを持ち替えてみる



中日ドラゴンズ野球事業部・遠藤政隆講師とジャイアンツ
ベースボールアカデミーコーチ・水上佳奈子講師の二人で
キャッチボールの「模範」「お手本」を示した



「ゴロ捕り」の基本を全員で学ぶ



キャッチボールを何回ミスなく、続けられるかをみんなで競争!
「ゲーム」的な要素を取り入れ、楽しみながら技術も上達!!



「とんとんスロー」手の甲で頭に触れ、肘を上げて、投げる!
投動作の基本を「わかりやすい言葉」を交えて学んでいった



最後は「誰でも楽しむことができるやさしいゲーム形式」実践!



この授業研究会での研修内容が実際の授業野中で
生かされていくことを期待したい!

 去る7月25日(月)、鈴鹿市「鈴鹿市立旭が丘小学校」にて、小学校教員を対象とした「ベースボール型」授業研究会(主催:鈴鹿市教育委員会、共催:公益財団法人日本ソフトボール協会(JSA)/一般社団法人日本野球機構(NPB)、協力:三重県ソフトボール協会)が開催され、鈴鹿市内から小学校に勤務する教員30名が参加し、実施されました。

 講師は、NPB協力の下、ジャイアンツアカデミーコーチ:水上佳奈子講師、中日ドラゴンズ野球事業部:遠藤政隆講師とJSA学校体育推進委員会、佐野仁美講師、荒谷健一講師、安藤 宏講師が務め、NPBが制作した指導用教材「みんなが輝くやさしいベースボール型授業」を基に実技を中心に研究会を行いました。

 研究会では、準備運動を行った後、「捕る」「投げる」の基本動作を教材に基づき、その解説を交えながらの指導を行い、実際の教育現場で役立つ「小学生にわかりやすい言葉」を用いた指導方法は、参加された教員の方々にも、「子どもたちの目線に立った非常によい指導方法」と好評をいただきました。

 また、「誰でも楽しむことができるやさしいゲーム形式」(バックホームゲーム、フォースプレーゲーム、タッチプレーゲーム)の授業の実践体験をしてもらいました。参加された小学校教員の皆さんに「ルールの解説、声かけ、安全管理、運動量確保の工夫」など、実際に体験していただくことで、学校での授業展開の「ポイント」を提供することができたのではないかと考えております。

 最後に、今回の機会を提供いただきました鈴鹿市教育委員会の関係者の皆様を始め、ご協力いただきました三重県ソフトボール協会の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 また、参加された先生方におかれましても、平日のお忙しい日程にもかかわらずご参加いただき、本研究会では、本当に「熱心に学ぶ眼差し」で接していただきましたことを改めて感謝申し上げます。

 全国の小学生が体力の向上を始め、協調性や主体性といったこれから成長していくために必要な体力や能力を学ぶためには教員の皆様の経験と知識が必要不可欠となります。どうか、本研究会で体験いただきましたことを今後の学校教育に生かしていただけることを期待しております。

 今後、研究会の回数を重ねより良い内容にしてまいりたいと考えております。

公益財団法人 日本ソフトボール協会
学校体育推進委員会