2013.8.26
 

 



8月22日、プロ野球・楽天−日本ハム戦に合わせ
Kスタ宮城にて野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰活動を実施!




日ソ協・宇津木妙子常務理事が中心となり、オリンピック競技復帰をPR
楽天イーグルスソフトボールスクールのスクール生、染谷美佳、溝江香澄専任コーチ
地元・東北福祉大学女子ソフトボール部の選手たちが、力強くサポートしてくれた




入場ゲートでは観客の方々を出迎え、約15000枚のPRチラシを配布




ソフトボールをPRするため、様々なイベントにも積極的に参加!




試合開始直前には、宇津木妙子氏が直接グラウンドに降り立ち、
訪れたたくさんの人々にオリンピック競技復帰への協力を訴えた




試合後は、代名詞“速射砲ノック”を披露
ソフトボールの楽しさを実際に体感してもらい、その魅力をアピールした




ソフトボールのオリンピック競技復帰を信じ、今やるべきことをしっかりとやる!
私たちは決して最後まであきらめない!!



私たちは絶対に“あきらめない!”
宇津木妙子氏が中心となり、Kスタ宮城にてオリンピック競技復帰活動を実施!




野球・ソフトボール 2020オリンピック競技復帰活動(宮城県仙台市/Kスタ宮城)

 

 去る8月22日(木)、宮城県仙台市のKスタ宮城(クリネックススタジアム宮城)で行われたプロ野球・楽天−日本ハム戦に合わせ、公益財団法人日本ソフトボール協会・宇津木妙子常務理事(同協会国際委員長・ISF副会長)が中心となり、東北楽天ゴールデンイーグルスソフトボールスクール・染谷美佳、溝江香澄専任コーチ、東北福祉大学女子ソフトボール部の選手たちとともに、2020年オリンピック競技復帰をPRする15000枚のチラシ(※PRチラシはこちら)を配布。プロ野球の試合会場では、6月21日、群馬県前橋市の上毛新聞敷島球場で行われた巨人−中日戦以来、「第2弾」となるオリンピック競技復帰活動を実施し、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰を訴えた。

 野球・ソフトボールは、4月14日にIBAF(国際野球連盟)とISF(国際ソフトボール連盟)が、2020年夏季オリンピックでの実施競技をめざし、両競技団体を統合する「WBSC(世界野球ソフトボール連盟)」を設立。現在、男子の野球・女子のソフトボールを1競技として2020年オリンピック競技復帰をめざす本格的な活動を推し進めており、その復帰活動も、来る9月7日(土)・8日(日)、アルゼンチン・ブエノスアイレスにて開催されるIOC総会(この総会で2020年夏季五輪の開催都市、五輪実施競技(残り1競技)が正式決定される)を前に、いよいよ最後の「追い込み」に入っている。

 イベント当日は、ISF副会長でもある、公益財団法人日本ソフトボール協会・宇津木妙子常務理事(国際委員長)が中心となり、元女子日本代表で、現在、東北楽天ゴールデンイーグルスソフトボールスクールの専任コーチを務める染谷美佳氏(’08北京オリンピック金メダル、’10世界選手権銀メダル、’12世界選手権金メダル)、溝江香澄氏(’10世界選手権銀メダル)、また、地元・東北福祉大学女子ソフトボール部の選手ら、ソフトボールを通じた“東北の仲間”とともに、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰をPRする15000枚のチラシを配布。この日行われたプロ野球・楽天−日本ハムのナイトゲームに合わせて実施されたソフトボールをPRするイベント(宇津木妙子、染谷美佳、溝江香澄、三氏によるトークショー。また宇津木妙子氏の代名詞でもある“速射砲ノック”を訪れた観客に実際に体験してもらうコーナー)にも積極的に参加し、ソフトボールの魅力、楽しさを広く呼び掛けた。

 試合に先立ち、宇津木妙子氏は早速、東北楽天ゴールデンイーグルス・星野仙一監督、北海道日本ハムファイターズ・栗山英樹監督を訪問。野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰活動へのプロ野球界からの協力・支援を要請すると、この要請を両監督とも快諾。矢継ぎ早に球場前特設ブースへと移動し、続けて、東北楽天ゴールデンイーグルスソフトボールスクール・染谷美佳、溝江香澄専任コーチとのトークショーに参加。野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰に向けた展望や、自身の経歴、ソフトボールに対する熱い思いなどを和やかな雰囲気の中、球場に訪れた多くの人々の前でざっくばらんに語り、ソフトボールの魅力をアピールした。トークショーが終わると、今度は入場ゲートへと移動し、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰を訴えるPRチラシを配布。事前に16000枚用意しておいたチラシを、東北楽天ゴールデンイーグルスソフトボールスクールのスクール生、染谷美佳、溝江香澄専任コーチ、東北福祉大学女子ソフトボール部の選手らと協力し、観戦に訪れた方々一人ひとりに手渡し、ときには握手に応え、記念撮影の要望に応じながら、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰活動への協力・支援を訴えた。チラシの配布では、プロ野球側からの温かい協力もあり、東北楽天ゴールデンイーグルスから青山浩二投手、上園啓史投手、北海道日本ハムファイターズからは栗山英樹監督自らが飛び入り参加。入場ゲートには「野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰への支援、協力をお願いします!」と大きな声が鳴り響き、球場へ入場する人々も足を止め、配られたチラシに目を凝らしていた。

 試合後は、宇津木妙子氏の代名詞でもある“速射砲ノック”を実際に体験するイベントが設けられ、集まった150名の観客の方々に対して、宇津木妙子氏が一人ひとり直接“速射砲ノック”を敢行。本物の“速射砲ノック”のスピードと迫力に、多くの人々が驚き、酔いしれ、会場は大いに盛り上がりを見せた。

 宇津木妙子氏は、「2020年オリンピック実施競技(残り1競技)が正式決定されるまで、残された日数はあとわずかとなったが、ソフトボールのオリンピック競技復帰を信じて、私たちにできることを最後までしっかりとやっていきたい。前回の巨人−中日戦に続き、今回こうして東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地(Kスタ宮城)で、プロ野球側と協力しながら、オリンピック競技復帰に向けたPRイベントを実施することができ、非常に嬉しく思っている。私個人としても、以前から、この『東北の地』でソフトボールの普及・発展のために力を注いでくれていた、染谷さん、溝江さんらとイベントをタイアップさせ、オリンピック競技復帰活動ができないかと考えていた。ソフトボールのPRのために趣向を凝らし、たくさんのイベントを企画してくれた東北楽天ゴールデンイーグルス、またチーム関係者の皆さんには心からお礼を言いたいし、現役時代と変わらぬ『情熱』で、今回私を力強くサポートしてくれた染谷さん、溝江さんにも本当に感謝している」と、今回のイベントを終えた思いをコメント。ラストスパートをかける今後のオリンピック競技復帰活動に関しても、「今回、“速射砲ノック”を体験するイベントでも皆さんに伝えたが、私は、ソフトボールも、人生も、苦しいときに『一歩踏み出せるか否か』が非常に重要だと考えている。ソフトボールでも、守備でその一歩が踏み出せなければ、難しい打球をさばくことなどできないし、人生においても、何か壁にぶち当たったとき、自分自身が一歩前に踏み出さなければ、困難を乗り越えることはできない。今、私たちにできることは、ソフトボールのオリンピック競技復帰を信じて、常に一歩踏み出す勇気を持ち、それぞれの立場で『今、できること』をしっかりと行動に移すこと。たとえどんな状況に置かれても、決して最後まであきらめてはいけない。やるべきことをしっかりとやる。その思いに変わりはない」と、力強く今後への決意を述べた。

 2020年夏季オリンピック実施競技(残り1競技)が正式決定される9月8日。ソフトボールを愛する人々の思いが「最高の形」となって現れることを信じ、願って……! 我々は決して最後まであきらめない!!