2013.7.20
 

 



6月21日、群馬県前橋市・上毛新聞敷島球場での巨人—中日戦での2020年オリンピック競技復帰キャンペーンを皮切りにラストスパート!




野球・ソフトボールが「一つ」になって活動を展開!




東アジアカップ、試合会場の「特設ブース」では宇津木妙子常務理事が中心となり、汗にまみれて2020年オリンピック競技復帰を呼びかけた




WBSC「SWING FOR THE FENCES」キャンペーンのロゴの入ったお揃いのTシャツを着て、テレビ出演を行った




BSフジ、「be ポンキッキーズ」のロリポップスたいそう
「のーびのびよーん」に出演した女子日本代表
ここでも「オリンピック競技復帰」を訴えた




女子U19日本代表はカナダで「オリンピック競技復帰」をPR!




女子U19日本代表は、大会では「世界一」を勝ち獲ると同時に世界中の仲間をともにソフトボールの素晴らしさをアピール!



 

世界中の「仲間」がソフトボールのオリンピック競技復帰を願っている


 

7月からはじまった全日本大会の会場でもオリンピック競技復帰をPR


 

野球・ソフトボールの「底力」を見せるのは今!
残り1カ月に「全力投球」&「ラストスパート」


2020年オリンピック競技復帰へ……
最後の追い込み!




ソフトボール女子日本代表
「のーびのびよーん」出演!

 

 去る5月29日、ロシア・サンプトペテルブルクで開催されたIOC(国際オリンピック委員会)理事会で、2020年オリンピック実施競技の「残る1枠」の「最終候補」に残っている野球・ソフトボール。
 9月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されるIOC総会での「最終決定」へ向け、野球・ソフトボールのオリンピック競技復帰活動が「最終段階」を迎え、最後の追い込み、ラストスパートに入っている。

 5月29日の「最終候補」入りを受け、全日本野球協会・日本ソフトボール協会が連携し、2020年オリンピック競技復帰活動、WBSC(世界野球ソフトボール連盟が)が展開している「SWING FOR THE FENCES」キャンペーンをさらに強化。6月21日、群馬県前橋市・上毛新聞敷島球場で行われた巨人―中日戦でのPRチラシの配布を皮切りに、野球側は7月12日〜23日、東京ドームで開催されている都市対抗野球、8月8日から15日間の日程で開催される高校野球の甲子園大会でもPRチラシを配布し、IOCが評価の対象としている「ソーシャルメディア」facebook、Twitterでのオリンピック競技復帰活動への参加、あるいはYouTubeを利用したオリンピック競技復帰を訴える映像の投稿を呼びかけている。

 「ソーシャルメディア」を通じた評価は、その競技への興味・関心を「直接反映しているもの」として、IOC が実施競技選定の評価基準としているものであり、facebookの「いいね!」、Twitterの「フォロー」の数がどれだけあるかが、その競技を「オリンピックの舞台で実施してほしい」という民意の表れとしてとらえているのである。それだけに、一人でも多くの方に「賛同」を得ようと、野球・ソフトボールがタッグを組んで、両面からその活動・キャンペーンを推し進めている。

 ソフトボールは、7月4日〜7日、岐阜県揖斐川町で開催されていた「ぎふ清流国体開催記念第2回東アジアカップ女子ソフトボール大会」でも、大会会場に2020年オリンピック競技復帰をPRする「特設ブース」を設置。
 日本ソフトボール協会・宇津木妙子常務理事(国際委員長)が中心となり、陣頭指揮に立って、野球・ソフトボールの2020年オリンピック競技復帰を訴えるPRチラシを配布。地元・岐阜経済大学女子ソフトボール部、宇津木妙子常務理事が総監督を務める東京国際大学女子ソフトボール部、この大会、女子日本代表チームを「強化担当」として支えた小林良美氏が監督を務める日本女子リーグ1部・日立マクセル女子ソフトボール部らの協力を得て、会場に来場する観客の皆さんにPRチラシを配布し、野球・ソフトボールの2020年オリンピック競技復帰を呼びかけた。
 また、「特設ブース」では、WBSCのホームページに投稿するメッセージ映像の撮影も行われ、会場に詰めかけたソフトボールファンの皆さんが、快くこれに協力。「ソフトボール大好き!」「オリンピック競技、絶対復活!」など、思い思いのメ「熱い」メッセージを世界中に発信した。
 宇津木妙子常務理事は、「特設ブース」を訪れたファンの皆さん一人ひとりに、声をかけ、握手をし、求めがあればサインをし、記念写真に収まり……と、炎天下、汗だくになりながら精力的に動き回っていた。
 大会に参加した選手たちも、女子日本代表の選手はもちろん、大学日本代表、中国、チャイニーズタイペイ、韓国の選手らも、試合の空き時間には、この「特設ブース」を訪れ、2020オリンピック競技復帰キャンペーンへ一役買っていた。
 現在、政治的には「かつてない緊張状態」にあるといわれる東アジアの代表チームが一堂に会し、「ソフトボール」という競技を通じ、互いに交流を深め合い、「ソフトボール」のオリンピック競技復帰のために心を一つにし、協力し合う姿は、それだけでもこの大会を開催した意義があったのではないか......そう思わせる光景であった。

 大会に先立ち、女子日本代表は、BSフジの子ども向け番組「be ポンキッキーズ」のロリポップスたいそう「のーびのびよーん」の番組収録も行い、その放送が今日(7月21日)から放送される。
 放送は、7月21日の初日、日曜日のみが早朝8時からの放送で、翌日(22日)〜25日までが7時30分からの放送予定。ここでも野球・ソフトボールの2020年オリンピック競技復帰を、この番組を通じて訴えた。

 7月1日〜7日、カナダ・ブランプトンで開催された「第10回世界女子ジュニア選手権大会」に出場した女子U19日本代表は、この大会で3大会ぶり5度目の「世界一」を手にすると同時に、世界中のソフトボールプレイヤー、その関係者に2020年オリンピック競技復帰を呼びかけ、参加15カ国の選手たちが手を取り合って、復帰活動を行った。

 7月からはじまった各種全国大会の会場でも、野球・ソフトボールの2020年オリンピック競技復帰を訴える横断幕が張られ、PRチラシの配布を行うなど、懸命の活動が続けられている。

 4月14日にWBSCが設立されて以来、展開してきた2020年オリンピック競技復帰キャンペーン。懸命の活動の甲斐あって、facebookの「いいね!」Twitterの「フォロー」とも急激にその数を増やしはじめている。
 ただ……「世論」を動かし、IOCを動かすには、まだまだ皆さんのご協力・ご支援が必要である。ご自身だけではなく、ご家族・ご兄弟、お友だち・お知り合い、職場の皆さんetc……。一人でも多くの方にこの活動・キャンペーンへの参加・協力を呼びかけを行い、ソフトボールをオリンピックの舞台へ戻そうではありませんか。
 ソフトボール協会に登録している審判員だけでも5万人を超え、記録員も1万人を超える登録があり、チーム登録も1万チームを越えている。その数から考えれば、facebookの「いいね!」Twitterの「フォロー」も、もっともっと増やせるはず。
 残り1カ月余り……今こそ、野球・ソフトボールの「底力」を見せるときです。一人ひとりの賛同・協力で、世の中を、IOCを動かそうではありませんか。

「私たちにできること」今、それをやらなければ……。