2017.2.11
 

 

2017 International Down Under Series
女子TOP日本代表
5戦全勝で予選リーグ1位確定!




大会3日目、最高気温47℃!? 猛暑の中、戦いが続く…


「現役進化形レジェンド」山田恵里。ニュージーランド戦でプレーボールホームランを放ち、その「貫禄」を見せつけた


オーストラリア代表と2度目の対戦


最終戦を待たずに予選リーグ1位通過が確定!
決勝進出が決まり、優勝に「王手」



女子TOP日本代表
第2次海外強化合宿(オーストラリア)
その2

 2月11日(土)、オーストラリア・ブラックタウンで開催されている「2017 International Down Under Series」(オーストラリア協会のHPに試合結果等関連情報が掲載されています)は3日目を迎えた。
 ここまで3戦全勝の女子TOP日本代表は、この日もダブルヘッダー。予選リーグ2巡目の対戦に入り、予想最高気温47℃という想像を絶する暑さの中、まずニュージーランドと対戦した。

・大会第3日(2月11日/土)
《予選リーグ第4戦》
  1 2 3 4 5
女子TOP日本代表 1 1 2 5 2 11
ニュージーランド 0 0 0 0 0 0
※大会規程により5回得点差コールド
バッテリー:○海部栞菜(3回)、泉礼花(2回)−清原奈侑、我妻悠香
〔本塁打〕山田恵里、江口未来子
〔二塁打〕洲鎌夏子

 先攻の女子TOP日本代表は初回、この試合、トップバッターに起用された山田恵里が、試合開始の初球をとらえ、オーストラリアのファンに挨拶代わりのプレーボールホームラン! 進化をとめることのない「現役進化形レジェンド」がライトスタンドに「貫禄」の一発を叩き込み、先手を取った。

 続く2回表には、この回先頭の7番・清原奈侑がショート内野安打で出塁。二死後、1番・山田恵里が四球を選び、一・二塁とすると、2番・市口侑果がセンター前にタイムリー。二塁走者を迎え入れ、1点を追加した。

 3回表には、4番・洲鎌夏子の左中間二塁打、5番・原田のどかのセンター前ヒットでまず1点を加え、四球、パスボールで無死二・三塁とし、7番・清原奈侑のライト前ヒットで三塁走者を迎え入れ、この回2点を追加。打線好調の女子TOP日本代表は4回表にも、敵失、6番・佐藤みなみ、7番・清原奈侑の連打で一死満塁と攻め立て、8番・那須千春が押し出しの四球を選び、1点を追加。さらに9番・江口未来子がセンター頭上を越える満塁ホームランを放ち、この回大量5点を追加。続く5回表には、相手守備の乱れに乗じてチャンスを作り、4番・洲鎌夏子のタイムリー等でダメ押しの2点を追加。11安打11得点と打ちまくり、ニュージーランドを圧倒した。

 守っては、先発・海部栞菜が3回まで一人の走者も許さぬパーフェクトピッチング。4回裏から登板した泉礼花も2イニングをパーフェクトに抑え、11−0で5回コールド勝ちを収めた。

《予選リーグ第5戦》
  1 2 3 4 5 6 7
女子TOP日本代表 0 0 0 2 0 0 0 2
オーストラリア 0 0 0 0 0 0 0 0
バッテリー:岡村奈々(3回)、中野花菜(2回)、○田内愛絵里(2回)−佐藤みなみ、清原奈侑

 女子TOP日本代表は、先発・岡村奈々が3回までノーヒットピッチング。オーストラリア打線を無得点に抑え、試合の流れを引き寄せると、4回表、打線もこれを援護。二死走者なしから相手守備の乱れから連続失策で一・二塁とし、6番・佐藤みなみがライト前へタイムリー。二者を迎え入れ、2点を先制した。

 2点をリードした女子TOP日本代表は4回裏から中野花菜を投入。先頭打者にいきなりセンター前ヒットを許したものの、次打者を6−4−3とわたるダブルプレーに打ち取り、ツーアウト。ここから再び内野安打の走者を出したが、後続をピッチャーゴロに打ち取り、得点を許さず。続く5回裏も2本の安打を打たれながらも決定打を許すことなく、無得点に抑えた。

 6回裏からは左腕・田内愛絵里が登板。こちらも一死から安打の走者を出しながら、後続を断ち、最終回も連打で無死一・二塁のピンチを背負いながら、ファーストライナーゲッツー、サードファウルフライでゲームセット。最後までオーストラリア打線に得点を許さず、2−0の完封勝利。5戦全勝で予選リーグ最終戦を待たずに1位通過、決勝進出を決めた。

予選リーグ戦績表 第3日終了時点
日本 オーストラリア ニュージーランド オールスターズ




女子TOP日本代表 ○1-0
○2-0
○8-1
○11-0
○8-0
30 1 5 0 1
オーストラリア ●0-1
●0-2
○7-1
○7-0
○1-0
15 4 3 2 2
ニュージーランド ●1-8
●0-11
●1-7
●0-7
○1-0
3 33 1 4 3
オールスターズ ●0-8
●0-7
●0-1
○7-0
●0-1
7 17 1 4 3



平成28年度第2次海外強化合宿(オーストラリア)選手団名簿
選手
No. 守備 UN 氏名 支部 所属名
1 投手 11 泉 礼花 神奈川 日立
2 33 岡村 奈々 東京 日本体育大学
3 39 海部 栞菜 愛知 豊田自動織機
4 22 勝股 美咲 岐阜 多治見西高等学校
5 18 田内 愛絵里 愛知 トヨタ自動車
6 13 中野 花菜 群馬 ビックカメラ高崎
7 23 濱村 ゆかり 群馬 ビックカメラ高崎
8 捕手 25 我妻 悠香 群馬 ビックカメラ高崎
9 12 切石 結女 千葉 千葉経済大学附属高等学校
10 24 清原 奈侑 神奈川 日立
11 4 佐藤 みなみ 群馬 太陽誘電
12 内野手 7 奥田 茉優希 神奈川 日立
13 29 市口 侑果 群馬 ビックカメラ高崎
14 37 川畑  瞳 愛知 デンソー
15 21 洲鎌 夏子 愛知 豊田自動織機
16 2 渥美 万奈 愛知 トヨタ自動車
17 10 那須 千春 神奈川 日立
18 外野手  26 江口 未来子 愛知 デンソー
19 8 長普@望未 愛知 トヨタ自動車
20 35 原田 のどか 群馬 太陽誘電
21 28 舛田 妃美呼 愛知 豊田自動織機
22 1 山田 恵里 神奈川 日立

コーチングスタッフ
No. 役職 氏名 支部 所属名
1 チームリーダー 矢端 信介   (公財)日本ソフトボール協会
2 ヘッドコーチ 宇津木 麗華 群馬 ビックカメラ高崎
3 アシスタントコーチ ルーシー・カサレス 愛知 豊田自動織機
4 トレーナー 志村 昌彦 群馬 ビックカメラ高崎
5 トレーナー 村上 純一 愛知 デンソー
6 マネージャー 柳川 直子 群馬 ビックカメラ高崎

サポートスタッフ
No. 役職 氏名 支部 所属名
1 臨時コーチ メラニー・ローチ    
2 協力員 新田 哲也 徳島 徳島ISクラブ
3 用具 塚原 弘珠   ミズノ
4 総務 山内 亜美   (公財)日本ソフトボール協会