2016.9.3
 

 

2016 JAPAN CUP
国際女子ソフトボール大会 in 高崎


女子TOP日本代表
「宿敵」アメリカに敗れ、
今大会初黒星……




チャイニーズ・タイペイに6回コールド勝ちし、日本と同じく
予選リーグ最終戦を待たずに決勝進出を決めたアメリカ



日本対アメリカの「全勝対決」、注目の一戦がはじまる!



アメリカの先発は、日本リーグ・デンソー ブライトペガサスで
活躍中のジャクリン・トレイナ



日本は初回、「千両役者」山田恵里が先制のソロホームランを放つ!



アメリカは2回表、持前の「強打」ですぐに同点に追いつく!!



アメリカは6回表、「主砲」バレリエ・アリオトが値千金のスリーランホームランを放ち、3点を勝ち越し



日本、惜しくも1点差で敗れ、2勝1敗の2位。
決勝でアメリカにリベンジ」なるか!?



2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 高崎
第2日
予選リーグ第3戦
アメリカ戦

 9月3日(土)、群馬県高崎市・城南野球場で開催されている「2016 JAPAN CUP国際女子ソフトボール大会 in 高崎」は2日目を迎え、第2試合ではアメリカがバレリエ・アリオト、ディレイニー・スポールディング、ミシェル・モルトリーの3本のホームランを含む11安打と打ちまくり、チャイニーズ・タイペイに6回コールド勝ち。この時点で2位以上、決勝進出が確定し、同じくすでに決勝進出を確定させている日本(女子TOP日本代表)と予選リーグ最終戦でぶつかることになった。

《予選リーグ第3戦》
  1 2 3 4 5 6 7
アメリカ 0 1 0 0 0 3 0 4
日  本 1 0 0 0 0 1 1 3
(ア) ○ジャクリン・トレイナ、ケリー・バーンヒル、ディレイニー・ゴーリー − オーブリー・ムンロ
(日) ●濱村 ゆかり、山根 佐由里 − 我妻 悠香、佐藤 みなみ
〔本塁打〕バレリエ・アリオト(ア)山田 恵里A(日)
〔二塁打〕ケイシー・クーパー(ア)渥美 万奈、洲鎌 夏子(日)

 日本の先発は「期待の若手」濱村ゆかり。世界選手権で2本のスリーランホームランを浴び、7失点でKOされた「雪辱」を期し、この試合に臨んだ。
 その立ち上がり、先頭打者に強烈なピッチャー返しを食らったが、よくこれに反応し、一塁でアウトにすると、次打者のスラップをサード・山本優がダッシュよくこれをさばき、一塁送球。ツーアウトとし、好守で先発・濱村ゆかりを盛り立て、3番・バレリエ・アリオトをライトフライに打ち取り、無失点で試合をスタートさせた。

 日本はその裏、簡単に二死となった後、今大会打撃フォームを改造し、「ニュースタイル」で打席に立つ3番・山田恵里が、アメリカの先発・ジャクリン・トレイナの初球を狙い打ち。センター頭上を越えるソロホームランを放ち、日本が先手を取った。

 1点を先制されたアメリカは、その直後の2回表、この回先頭の4番・アリソン・アギュラーがレフト前に落ちるポテンヒット。5番・ケイシー・クーパーが粘った末にレフトオーバーのタイムリーツーベースを放ち、あっさり同点に追いつき、なお無死二塁の逆転のチャンスが続いたが、ここは濱村ゆかりが踏ん張り、6番・ミシェル・モルトリーを空振り三振に打ち取り、続く7番・ジャズミン・ジャクソンには火の出るような当たりを打たれたものの、ショート・渥美万奈が俊敏な反応でこの強烈な打球をつかみとり、素早く二塁へ送球。当たりにつられて飛び出した二塁走者は戻れず、一瞬にしてダブルプレーとなり、ピンチを切り抜けた。

 同点に追いつかれた日本はその裏、5番・渥美万奈が二塁打を放ち、6番・長楓]未が確実に送りバントを決め、一死三塁の勝ち越しのチャンスをつかんだが、7番・河野美里の当たりはセカンド真っ正面のライナー。続く8番・又吉薫も空振り三振に倒れ、無得点。その後も3回裏、4回裏、5回裏と走者を得点圏に進めながら「あと一本」が出ず、1−1の同点のまま、試合は終盤を迎えた。

 アメリカは6回表、死球と内野安打で無死一・二塁とすると、3番・バレリエ・アリオトが、力投を続ける濱村ゆかりの初球を狙い澄ましたかのようにフルスイング。高々と舞い上がった打球はレフトスタンドへと消え、アメリカが3点を勝ち越した。

 日本はその裏、劣勢に立たされたチームの士気を鼓舞すべく、3番・山田恵里がこの回から代わったケリー・バーンヒルの2球目をとらえ、この試合2本目となるソロホームラン。追撃態勢と整えると、7回裏には、7番・河野美里が「執念」の内野安打で出塁。最後まで諦めることなくプレッシャーをかけ続け、途中出場の9番・佐藤みなみが四球を選び、一・二塁。1番・洲鎌夏子も四球で一死満塁と攻め立て、「一打同点」「長打が出れば逆転」の場面を作った。ここでアメリカは左腕・ディレイニー・ゴーリーを投入。まず2番・市口侑果が「左対左」をものともせず、ライトへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、1点差。なお二死一・二塁のチャンスが続き、この試合2本のホームランを放っている「千両役者」3番・山田恵里が打席に入る……という最高のシチュエーションを作ったが、左打者の「ワンポイント」で登板することの多いディレイニー・ゴーリーが巧みに操るチェンジアップにバットが合わず、空振り三振。「宿敵」アメリカへの「雪辱」はならず、1点差で涙を飲んだ。

 これで予選リーグの全日程を終え、3戦全勝で1位のアメリカと2勝1敗で2位の日本が「優勝」をかけて激突。予選リーグ・1勝2敗で3位のオーストラリアと3戦全敗に終わったチャイニーズ・タイペイは「3位決定戦」へ回ることになった。

2016 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール大会 in 高崎 出場選手
選手(※ポジション別五十音順)
No. 守備 氏名 支部 所属名 選手紹介映像
1 投手 上野 由岐子 群馬 ビックカメラ高崎
2 濱村 ゆかり 群馬 ビックカメラ高崎
3 藤田 倭 群馬 太陽誘電
4 山根 佐由里 愛知 トヨタ自動車
5 捕手 我妻 悠香 群馬 ビックカメラ高崎
6 佐藤 みなみ 群馬 太陽誘電
7 内野手 渥美 万奈 愛知 トヨタ自動車
8 市口 侑果 群馬 ビックカメラ高崎
9 川畑 瞳 愛知 デンソー
10
(主将)
坂元 令奈 愛知 トヨタ自動車
11 洲鎌 夏子 愛知 豊田自動織機
12 又吉 薫 栃木 Honda
13 山本 優 群馬 ビックカメラ高崎
14 外野手
(副将)
河野 美里 群馬 太陽誘電
15 長普@望未 愛知 トヨタ自動車
16 山崎 早紀 愛知 トヨタ自動車
17 山田 恵里 神奈川 日立

【コーチングスタッフ】
No. 役職 氏名 支部 所属名
1 ヘッドコーチ 福田 五志 愛知 トヨタ自動車
2 アシスタントコーチ 木田 京子 兵庫 園田学園女子大学
3 アシスタントコーチ 染谷 美佳 愛知 デンソー
4 トレーナー 金城 充知   スポラックス
5 トレーナー 井上 章平 愛知 トヨタ自動車
6 マネージャー 渡部 せい子 愛知 トヨタ自動車