2016.6.9
第５回東アジアカップ |
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「第５回東アジアカップ」が韓国・益山（イクサン）市で開幕。この大会には、女子大学日本代表と、中国、チャイニーズ・タイペイ、韓国の「代表チーム」が参加。まず参加全チームでシングルラウンドロビン方式（１回戦総当たりのリーグ戦）の予選リーグを行い、その順位に基づき、ページシステム（敗者復活戦を含むトーナメント）で行われる決勝トーナメントで最終順位を決定する試合方式で覇が競われた。 女子大学日本代表の予選リーグ第１戦の相手は中国。1990年代は「アジアの盟主」として君臨し、女子ソフトボールがアジア競技大会の正式種目となった1990年の北京アジア大会から、1994年の広島アジア大会、1998年のバンコクアジア大会と、2002の釜山アジア大会で日本が金メダルを獲得するまで、３大会連続で金メダルを獲得した「強豪」と対戦した。
女子大学日本代表の先発は江渡祐希。その立ち上がり、いきなり先頭打者に右中間を破られる二塁打を浴びたものの、後続を三者連続三振に斬って取り、ピンチを脱出。無失点で切り抜け、試合の流れを引き寄せた。 女子大学日本代表は２回裏、この回先頭の６番・吉松梨乃が右中間を破る三塁打を放ち、出塁。二死後、９番・石川恭子がセカンド強襲の先制のタイムリーを放ち、先取点を挙げた。 これで勢いづいた女子大学日本代表は、続く３回裏にも、この回先頭の２番・森さくらが四球を選び、出塁。３番・平川穂波が二遊間を破るヒットを放ち、無死一・二塁とチャンスを広げると、４番・田井亜加音のサードゴロでこの打球を処理したサードが三塁ベースを踏み、ダブルプレーを狙って一塁へ送球したが、これが悪送球となり、一塁走者が還り、２点目。なお一死三塁のチャンスが続き、６番・吉松梨乃のレフト前に落とすポテンヒットで三塁走者が生還。この回２点を挙げ、３点差にリードを広げた。 ３点のリードを奪った女子大学日本代表は、先発・江渡祐希が５回まで被安打１の好投。中国打線を抑え込むと、６回表から２番手・原奈々を投入。原奈々も２イニングをノーヒットに抑え、中国打線に最後まで得点を許さず、大事な初戦を３−０の完封勝利で飾った。
役員・スタッフ
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