2015.6.28
 

 

女子日本代表TAP−A(U24A)
第1次国内強化合宿を実施!
USAワールドカップ、
カナダカップへ向け、出発!!




女子日本代表TAP−A(U24A)の第1次国内強化合宿を実施!



TAP−Aの強化合宿は、「常勝」トヨタ自動車の本拠地・
トヨタスポーツセンターで実施された



合宿初日は守備のフォーメーションの確認に時間が割かれた


トヨタ自動車男子ソフトボール部の協力で男子ピッチャーを
「仮想・外国人投手」に見立て、入念な打ち込みを行った


合宿2日目は豊田自動織機とテストマッチを行った


テストマッチ2試合目には男子日本代表の候補選手に
名を連ね、最終選考まで残った深津悠平が先発で登板


2020年の「主役」として期待されるTAP−Aの選手たち。
国際経験を積み、さらなる成長・進化へつなげてほしい!


6月27日(土)、TAP−AはUSAワールドカップの開催地
アメリカ・アーバインへ出発! その後、カナダを転戦する


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 去る6月24日(水)〜27日(土)の4日間にわたり、愛知県豊田市・トヨタスポーツセンターにおいて、女子日本代表TAP−A(U24A)の「第1次国内強化合宿」が行われた。

 女子日本代表TAP−A(U24A)は、公益財団法人日本ソフトボール協会選手強化本部会が、2020年東京オリンピックでの野球・ソフトボールの「復活」、正式種目入りを「前提」として進めている「強化5カ年計画」(Road to Tokyo)に基づく、「新たな枠組み」として創設されたカテゴリーであり、Taget Age Project(2020年に中心選手となり得る選手群の発掘・育成・強化を行うプロジェクト)の一環として、TOPチームに次ぐ位置づけの選手たちである。
 中には、TOPチームを「兼任」する選手もおり、まさに2020年東京オリンピックで野球・ソフトボールが「復活」すれば、その「主役」となり、チームの「中心」となることを期待される選手たちである。

 6月24日(水)午後、愛知県豊田市・トヨタスポーツセンターに女子日本代表TAP−Aに選出された代表選手17名が集合。「強化5カ年計画」(Road to Tokyo)が本格的にスタート、その「第一歩」が踏み出された。

 選手たちを前に、TAP−A・福田五志ヘッドコーチが、「ここにいる選手たちは、5年後、東京オリンピックで野球・ソフトボールが『復活』し、正式種目となった場合、確実に『金メダル』を手にするために、重点的な強化を行っていくべき選手として選び抜かれた選手たちである。東京オリンピックでの金メダル獲得、これが私たちに課せられた唯一無二の目標であり、任務である。まずそこを強く認識し、決してブレることなく、その目標へ向けて邁進していかなければならない。この先、様々な問題や課題に直面することもあると思うが、この『根本』さえ揺らぐことがなければ、最終的にすべてが良い方向へと向かうはずである」と、まずTAP−Aがめざすべき方向性、果たすべき任務が明確に示され、「今回、TAP−AはUSAワールドカップ(USAワールドカップの大会スケジュールはこちら)とカナダカップ(カナディアンオープン)(カナダカップ/カナディアンオープンの大会スケジュールはこちら)へ派遣されることになるが、もちろん『JAPAN』のユニフォームを身にまとい、『日本代表』として大会に参加する以上、『結果』も求められるが、まず世界のソフトボールをその目で見て、肌で感じて、その中で今、自分が『世界』の中でどのあたりに立っているのか、自らの立ち位置を確認することと、世界の舞台で戦い、勝つために、何が必要で、何が足りないのか、見極めてもらいたいと思っている。自らの立ち位置、なすべきことが見極められれば、今後の課題、やるべきことが、より明確に見えてくるはずである。世界のトップレベルを体感し、それを今後の成長へつなげてほしい」と、大会派遣の目的と意義を説いた。

 この後、TAP−Aのキャプテンに長�楓]未が指名され、場所をグラウンドに移し、練習に入った。
 まず井上章平トレーナーの指導の下、入念にウォーミングアップ。自らの身体の状態、コンディションを確かめながら、本格的な練習へと入っていった。
 この日は、シートノック、様々なケースを設定しての内野のバント、スラップに対するフォーメーションの確認、外国人投手対策として男子ピッチャーを打ち込む等、精力的な練習が行われた。
 トヨタスポーツセンターは、「常勝」トヨタ自動車の本拠地とあって、素晴らしい施設であると同時に、「いかに効率的に練習を行い、その効果を最大のものにするか」といった視点・考え方が貫かれており、強くなるため、上手くなるために、すべての用具・施設に細やかな配慮と工夫が凝らされているのには、「驚き・衝撃」を通り越し、「感動」すら覚えるほどであった。

 翌25日(木)は、日本リーグの強豪・豊田自動織機とテストマッチ。5イニングのゲームを2試合行った。
 ここでは、内野手が5名と少ないチーム編成であり、USAワールドカップ、カナダカップ(カナディアンオープン)を転戦し、かなりの試合数をこなさなければならない点も考慮し、頻繁にポジションを入れ替え、ポジションの適性や複数のポジションをこなせるユーティリティー性の確認が行われた。
 福田五志ヘッドコーチは、「過去の日本代表ではあまり考えられなかったことだが、現状で外野手に人材が多く、内野手の人材が不足しており、やや手薄であることは事実。今後、U19から有望な人材が入ってくることも予想されるが、現時点では少数精鋭、この選手たちをやりくりして戦うしかないし、国際大会での連戦をどう乗り切るのかを期待を持って見守りたい」と語り、その上で、「無事これ名馬の言葉がある通り、世界の舞台で活躍するような選手は、強靭な肉体、頑健な身体と持っているもの。もちろん精神的なタフさも必要で、どんなに良い選手でも、試合に出られないのでは力を発揮することはできないし、コンディションに不安があるようでは、ベストのパフォーマンスを期待することはできない。それには国際大会で場数を踏むこと、経験を積むことが必要で、今回の大会派遣が貴重な機会になることは間違いないし、このような機会を数多く作っていくことが強化につながる」と、世界の舞台、国際大会を戦い抜いていくために必要な条件を挙げた。

 また、テストマッチ2試合目には、男子日本代表候補選手に名を連ね、惜しくも最終選考で選に漏れはしたが、その実力を高く評価されている深津悠平が豊田自動織機の投手として登板。ここでも「外国人投手対策」をしっかりと行った。
 さすがに日本代表候補・深津悠平から得点を挙げることはできなかったが、日本リーグ上位のチームは、日頃から男子ピッチャーの協力を仰ぎ、「外国人投手対策」を行っていることもあり、男子の一線級のピッチャーに対しても戸惑うことなく立ち向かい、しっかりとしたスイングを見せていた。

 26日(金)は、当初から天候不良が予想されていたこともあり、デンソーの室内練習場に場所を移し、内野のフォーメーションの確認に時間が割かれた。今シーズン、チームの拠点を安城市に移したデンソーの室内練習場も素晴らしく、日本リーグの各チームが、「勝つために」「強くなるために」どれだけの力を注いでいるかを改めて感じさせる施設・環境であった。

 27日(土)、早朝、中部国際空港セントレアから成田空港へ移動。成田空港から、まずはUSAワールドカップの開催地であるアメリカ・アーバインへと向かい、そこからカナダカップ(カナディアンオープン)が開催されるカナダ・サレーへ転戦。7月13日(月)の帰国までの「長丁場」を戦い抜くことになる。

 2020年東京オリンピックの「主役」となることが期待されるTAP−Aの選手たち。この遠征で貴重な経験を積み、さらに強くたくましく成長してくれること期待したい。



平成27年度 女子TAP-A(U24A)日本代表チーム
(USAワールドカップ・カナディアンオープン 派遣選手団名簿)
選手(※ポジション別五十音順)
NO 守備 氏名 支部 所属
1 投手 近藤 光 愛知 デンソー
2 〃 中野 花菜 群馬 ビックカメラ高崎
3 〃 濱村 ゆかり 群馬 ビックカメラ高崎
4 〃 平原 かすみ 愛知 トヨタ自動車
5 〃 藤田 倭 群馬 太陽誘電
6 捕手 我妻 悠香 群馬 ビックカメラ高崎
7 〃 山澤 葵 愛知 デンソー
8 内野手 市口 侑果 群馬 ビックカメラ高崎
9 〃 古澤 春菜 愛知 トヨタ自動車
10 〃 丸本 里佳 群馬 太陽誘電
11 〃 山下 りら 愛知 トヨタ自動車
12 〃 山本 絵梨奈 愛知 トヨタ自動車
13 外野手 江口 未来子 愛知 デンソー
14 〃 大工谷 真波 群馬 ビックカメラ高崎
15 〃 塚本 智名 愛知 トヨタ自動車
16 〃 長�普@望未 愛知 トヨタ自動車
17 〃 山崎 早紀 愛知 トヨタ自動車

コーチングスタッフ
No. 役職 氏名 支部 所属名
1 チームリーダー 矢端 信介 北海道 (公財)日本ソフトボール協会
2 ヘッドコーチ 福田 五志 愛知 トヨタ自動車
3 アシスタントコーチ 森澤 隆行 愛知 デンソー
4 アシスタントコーチ 秋元 理紗 愛媛 伊予銀行
5 トレーナー 井上 章平 愛知 トヨタ自動車
6 サポートスタッフ
(マネージャー)
伊藤 幸子 愛知 トヨタ自動車
7 帯同審判(USのみ) 太田 正夫 埼玉 (公財)日本ソフトボール協会
8 帯同審判(USのみ) 雑賀 大策 三重 (公財)日本ソフトボール協会
9 通訳 生原 都 愛知 トヨタ自動車