2015.6.10
2015 JAPAN CUP |
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去る６月９日（火）、東京・岸記念体育会館で、「2015 JAPAN CUP 国際女子ソフトボール in 大垣」開催記者発表が行われた（大会特設サイトはこちら）。 記者発表には、主催の公益財団法人日本ソフトボール協会・髙橋清生専務理事、毎日新聞社・広田勝己執行役員、共催の大垣市・小川敏市長、女子日本代表チーム（2015 JAPAN CUP 出場メンバーはこちら）の宇津木麗華ヘッドコーチ、キャプテンの山本優選手、エースの上野由岐子投手が出席し、行われた。 記者発表冒頭、主催者を代表し、公益財団法人日本ソフトボール協会・髙橋清生専務理事が、「このJAPAN CUPは、2002年に第１回大会を開催し、以後、オリンピック開催年を除き、毎年開催し、第１回大会から第５回大会を神奈川県横浜市、第６回・第７回を宮城県仙台市で開催し、2010年の第７回大会を開催した翌年、東日本大震災に見舞われ、昨年まで開催が中断していた大会。この度、場所を岐阜県大垣市に場所を移し、５年ぶりに第８回大会を開催できることを大変嬉しく思っている。この大会には、前回の世界選手権（2014年／オランダ・ハーレムで開催）で準優勝のアメリカ、３位のオーストラリア、５位のチャイニーズ・タイペイを招き、それを2012年、2014年の世界選手権で『連覇』を達成している日本代表チームが迎え撃つという、豪華な陣容で行われる、まさに『世界最高レベルの大会」であり、『世界最高峰の大会』であると自負している」と挨拶。 大会を共催する大垣市・小川敏市長は、「大垣市は、昨年、世界選手権で『連覇』を狙う日本代表チームの『壮行試合』として、オーストラリア、中国を招き、『大垣カップ』という国際大会を開催している。また、日本女子ソフトボールリーグ２部・ホープセクションで首位を走る大垣ミナモソフトボールクラブの本拠地であり、昨年の都市対抗野球では我が大垣市の西濃運輸が優勝する等、野球・ソフトボールが盛んな街であり、2013年からソフトボール女子日本代表チームの強化合宿の合宿地ともなっており、大垣市で合宿を行い、世界選手権『連覇』や各種国際大会で優勝を飾る等、日本代表チームにとっても非常に「縁起の良い場所」ともなっている。その地で今回、このJAPAN CUPを開催できるということは、これも何かの『縁』であり、これが2020年東京オリンピックでの野球・ソフトボールの『復活』につながってくれれば……と期待している」と挨拶した。 この後、大会概要、試合日程、組み合わせ等が毎日新聞社より、説明され、女子日本代表チーム・宇津木麗華ヘッドコーチ、山本優キャプテン、上野由岐子投手が大会への意気込みを語った。 宇津木麗華ヘッドコーチは、「世界選手権『連覇』で証明したように、ソフトボール女子日本代表は『世界一』の競技力を保ち続け、ソフトボールの魅力、面白さ、楽しさを世界中に発信してきました。日本で行われるこの大会では、もちろん勝って、日本代表の『強さ』を見せたいと思っていますが、それと同時に、皆さんによりソフトボールを楽しんでもらえるよう、今までやったこともないようなこともやってみたいと思っています。例えば、今回のチームでは６人の投手を選出していますが、プロ野球のオールスターゲームのように、一人１イニングを全力で投げさせる投手リレーとか、ピッチャーにバッティングもさせるとか……いろいろやってみたいと思っています」と、いたずらを企む子どものような笑顔を見せ、「もちろん、その中で2020年を見据え、選手たちの個性や能力を見極めることや、特に新たに選出した選手たちは、今、日本リーグで活躍している選手たちでもありますので、その選手たちが国際レベル、世界のレベルでどのようなプレーを見せてくれるのか、期待を持って見守りたいと思っています。また、若い選手たちには『経験』を積ませ、上野をはじめ、『世界の頂点』を極めた選手たちには、そこで体感したことや培ったものを、次なる世代に伝え、融合させていくことも考えていきたいと思います」と、この大会に臨む意気込み、強化における位置づけ等を語った。 最後に、「この大会には、多くの子どもたちも観戦に訪れてくれると思います。その子どもたちに、ソフトボールをやりたい、ソフトボールって面白いって思ってもらえるような試合をしたいと思いますし、特に『ピッチャーをやりたい！』という子どもたちがたくさん出てきてくれるといいな……と期待しています。今の日本は『ピッチャー不足』ですから（笑）。上野に続く、上野に並ぶようなピッチャーが出てきてほしいですね」と期待を込めて語った。 山本優キャプテンは、「日本でこのような大会が開催され、そこに自分が出場できることを嬉しく思います。チーム一丸となって全力で戦い、多くのソフトボールファンの皆さんに喜んでもらえるようなプレー、試合を見せたいと思っています。2005年以来の優勝へ向け、頑張ります」と意欲を見せた。 上野由岐子投手は、「2020年東京オリンピックでの野球・ソフトボールの『復活』へ向け、このような大会が、このような時期に、開催されることに非常に重要な意味があると受け止めています。ソフトボールの魅力、楽しさ、面白さを伝えられるような試合をし、この大会を『やって良かった』と思えるような大会にしたいと思います」と話した。 （記者会見の動画はこちら） 大会は、８月７日（金）～９日（日）、岐阜県大垣市・大垣市北公園野球場（岐阜県大垣市八島町2247）を会場に、日本、アメリカ、オーストラリア、チャイニーズ・タイペイの４チームが参加。シングルラウンドロビン（１回戦総当たり）の予選リーグを行い、予選１位と予選２位、予選３位と予選４位が最終順位決定戦を行う試合方式で覇が競われる。 日本は2005年の第３回大会以来、２度目の優勝をめざす（第１回・第２回、第４回～第７回はすべてアメリカが優勝）。また、大会の様子はＢＳジャパン、テレビ東京他で放送される予定である。 ◇大会スケジュール
◇ 販売方法 ※６月10日（水）10時より販売（販売中）
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