2014.8.1
 

 

大垣国際女子ソフトボール大会(大垣カップ)
第1日


完投勝利を挙げたワン・ラン(中国)


7回表、中国が4点を勝ち越し、大きくリード!



7回裏、オーストラリアもステイシー・ポーターの
スリーランで1点差まで詰め寄ったが......

 

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8月1日(金) 第1試合/中国 vs オーストラリア
  1 2 3 4 5 6 7
中  国 0 0 0 1 0 0 4 5
オーストラリア 0 0 1 0 0 0 3 4
(中)〇ワン・ラン ー クォ・ジア
(オ)カイア・パーナビー、●エレン・ロバーツ、バネッサ・ストークス
   ー ベリンダ・ホワイト、テイラー・ツィツィクロニス 
〔本塁打〕ステイシー・ポーター(オ)
〔三塁打〕ルー・イン(中)

 オーストラリアは3回裏、この回先頭の9番・レイ・ゴッドフリーがレフト前ヒットで出塁。1番・ステイシー・ポーターのセカンドゴロがエラーを誘い、無死一・三塁のチャンスをつかみ、一塁走者がすかさず盗塁し、二・三塁とチャンスを広げた。一死後、3番・ジョディ・バウリングがキッチリとセンターへ犠牲フライを打ち上げ、三塁走者を迎え入れ、1点を先制した。

 1点を追う中国は4回裏、四球、安打、守備妨害、内野ゴロで二死二・三塁とし、6番・スン・シューへの初球がパスボールとなり、労せずして同点に追いついた。

 1−1の同点で迎えた7回表、オーストラリアは5回表からリリーフしていた2番手・エレン・ロバーツが6番・スン・シューにレフト前に運ばれ、代打・ザー・ダンの送りバントが内野安打となり、無死一・二塁。ここでオーストラリアがたまらず投手交代。3番手・バネッサ・ストークスを投入したが、8番・ユェン・ジンジンにレフト前に落とされ、無死満塁。代打・シー・カイリンがストレートのフォアボールを選び、押し出しで1点を勝ち越した。1番・チェン・ジアは3−2−4とわたるダブルプレーに倒れ、二死となったが、2番・リー・ファンのショートゴロがエラーを誘い、2点目。さらに3番・ルー・インが右中間を深々と破る走者一掃のタイムリースリーベースを放ち、この回4点を挙げ、オーストラリアを突き放した。

 一方、オーストラリアもその裏、「世界最強の右のスラッガー」の呼び声高い1番・ステイシー・ポーターのスリーランで1点差まで迫ったが、反撃もここまで。中国が1点差で逃げ切り、5−4で勝利を収めた。