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女子日本代表 第4次国内強化合宿がスタート!
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アメリカ投手を攻略するため、打撃力の向上を図りたい
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大阪ツヅキグローバル・照井賢吾投手も練習をサポート
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男子U19日本代表・宮平永義コーチの
切れ味鋭いライズボールも打ち込んだ
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投手陣もさらなる進化をめざす!
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オリンピックイヤーを迎え、メディアの注目も大きい
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悲願の「世界一」をめざして!!
北京五輪へ向けた本格的な強化がスタート
女子日本代表・第4次国内強化合宿が、2月23日(土)、沖縄県嘉手納町でスタートした。合宿には、今年8月に開催の迫った北京五輪で悲願の「世界一」をめざす、女子日本代表候補選手が参加。「打倒アメリカ」を目標に掲げ、連日強化に励んでいる。
今回の合宿では、現在オリンピック3連覇、世界選手権6連覇を継続中の王者・アメリカの強力な投手陣を攻略するための対策として、国内の男子投手に練習協力を依頼。日本リーグで活躍している男子トップレベルの投手陣を「仮想アメリカ投手」に見立て、球威のある速球と切れ味鋭い変化球を打ちこんでいる。
また、北京五輪代表選手15名の枠を賭けた「サバイバル」も激しさを増しており、投手・捕手・内野手・外野手と、それぞれのポジションで各選手が自分の持ち味を発揮しながら互いに切磋琢磨し合う姿も見られ、北京五輪での“金メダル”という最大の目標に向って、選手たちのモチベーションは確実に高まっているといえるだろう。
女子日本代表・斎藤春香ヘッドコーチは、「北京五輪に向けての強化方針をより明確にし、実戦での攻撃力アップに力を注ぎたい。これまで課題とされてきた、アメリカ投手の切れ味鋭い速球と変化球に対応する能力を身につけるため、男子投手の協力を得ながら課題を一つずつ克服していきたい」と、今回の合宿の目的を語り、「選手たちには“世界一”を勝ち取るために、今自分が何をすべきか、常に考え、工夫する姿勢を持ち続けてもらいたい」と今後選手たちに求める姿勢を述べた。
また、キャプテン・山田恵里選手は、「現在この合宿には北京五輪での“世界一”をめざす代表候補選手が参加しているが、互いに競争する中であっても世界の頂点をめざすこのメンバーを、一つのチームとして考えていきたい。オリンピックで勝つためには、打撃力のアップが最大の課題。今回は男子投手の速球・変化球も数多く打ち込めることができるので、実戦での対応力をしっかりと身につけていきたい」とこの合宿での意気込みを語った。
オリンピックイヤーを迎え、ますますその活躍に期待のかかるソフトボール。彼女たちならきっとやってくれるだろう……。世界一を賭けた「戦いの日」は刻一刻と迫っている。
今後、女子日本代表は3月1日(土)まで国内強化合宿を行い、さらにオーストラリア・シドニーでの第2次海外強化合宿、宮崎県・宮崎市での第5次国内強化合宿と、北京五輪へ向けた本格的な強化を進めていく。
●女子日本代表 第4次国内強化合宿 参加メンバー
▽スタッフ
・総監督
井川 英福(トヨタ自動車)
・ヘッドコーチ
斎藤 春香(日立ソフトウェア)
・コーチ
浦野 光史(日本ソフトボール協会)
・コーチ
田本 博子(日立ソフトウェア)
・トレーナー
大石 益代(日本ソフトボール協会)
・トレーナー
鈴木 勝(グローバルスポーツ医学研究所)
・トレーナー
篠崎 仁美(日立ソフトウェア)
・マネージャー
亀田 悦子(日立ソフトウェア)
・戦力分析
福島 豊司(日本ソフトボール協会)
竹崎 治(日本体育社)
▽選手
・投手
上野由岐子(ルネサス高崎)
江本 奈穂(豊田自動織機)
坂井 寛子(太陽誘電)
藤原麻起子(日立ソフトウェア)
増淵まり子(デンソー)
染谷 美佳(デンソー)
・捕手
鈴木 由香(日立ソフトウェア)
峰 幸代(ルネサス高崎)
乾 絵美(ルネサス高崎)
谷川 まき(太陽誘電)
・内野手
伊藤 幸子(トヨタ自動車)
佐藤 理恵(レオパレス21)
西山 麗(日立ソフトウェア)
廣瀬 芽(太陽誘電)
三科 真澄(ルネサス高崎)
古田 真輝(豊田自動織機)
藤本 索子(レオパレス21)
・外野手
狩野亜由美(豊田自動織機)
河野 美里(レオパレス21)
馬渕 智子(日立ソフトウェア)
山田 恵里(日立ソフトウェア) |