2014.12.17
 

 

第14回世界男子選手権大会
アジア地区予選開幕!
日本、圧倒的な強さで連勝発進!!




第14回世界男子選手権大会アジア地区予選が開幕!
  男子日本代表は12月13日に日本を発ち、シンガポールへ



現地での調整を経て、12月16日、大会の開幕を迎えた



日本は圧倒的な強さでインドネシアに5回コールド勝ち!



日本はパキスタンにも大勝し、初日連勝の好スタート



パキスタン戦の後には、西村ヘッドコーチがピッチングを指導する場面も……



初日、好スタートを切った男子日本代表。今後の戦いに期待!!


画像提供:SCA(アジアソフトボール連盟)


第14回世界男子選手権大会 アジア地区予選 第1日


 12月16日(火)、シンガポール・カランソフトボールスタジアムで「第14回世界男子選手権大会アジア地区予選」( 大会スケジュールはこちら)が開幕した。
 大会には、日本をはじめフィリピン、パキスタン、ブルネイ、インドネシア、ホスト国・シンガポールの6カ国が参加。
 全チーム参加による予選リーグ(シングルラウンドロビン/1回戦総当たりのリーグ戦)を行い、上位4チームが決勝トーナメントに進出。ソフトボール独特のページシステム(敗者復活戦を含むトーナメント)で最終順位を決定し、3位までが来年6月26日(金)〜7月5日(日)、カナダ・サスカツーンで開催が予定されている「第14回世界男子選手権大会」への出場権を手にすることになる。

 男子日本代表は、12月13日(土)、成田空港を出発し、大会の開催地であるシンガポールへと向かい、現地での調整を行った後、12月16日(火)に大会の開幕を迎えた。

・大会第1日/12月16日(火)
〈予選リーグ第1戦〉
  1 2 3 4 5
日    本 1 0 2 7 5 15
インドネシア 0 0 0 1 0 1
※大会規程により5回得点差コールド
日本 ○岡阜囀l(3回)・照井賢吾(2回)−片岡大洋
長打 〔本塁打〕松田光、片岡大洋
〔三塁打〕鈴木周平
〔二塁打〕鈴木周平

 予選リーグ第1戦、日本はインドネシアと対戦。先攻の日本は初回、1番・澤田優生が四球を選び出塁すると、すかさず盗塁。2番・西山幸助も連続四球で一・二塁とし、ワイルドピッチで無死二・三塁とチャンスを広げ、一死後、4番・川田直諒がセンターライナー。この間に三塁走者がタッチアップからホームを踏み、ノーヒットで1点を先制した。
 日本は3回表にも、相手投手の制球難につけ込み、4連続四球と相手守備の乱れで2点を追加。続く4回表には、この回先頭の8番・鈴木周平の左中間を破るツーベースからチャンスをつかみ、9番・片岡大洋、1番・澤田優生、2番・西山幸助、3番・松田光の4連打、5番・筒井拓友のタイムリー、この回2巡目の打席となった8番・鈴木周平のタイムリースリーベースなどでこの回大量7点を挙げ、完全に試合を決めてしまった。
 日本は5回表にも、3番・松田光、9番・片岡大洋の本塁打などで5点を挙げ、12安打・15得点の猛攻でインドネシアを圧倒した。

 守っては、先発・岡阜囀lが3回を投げ、1安打・無失点のまずまずのピッチングで「代表デビュー」を飾ったものの、ベテラン・左腕の照井賢吾が1点を失い、チームが目標に掲げていた「無失点での全勝優勝」が早くも消える結果となってしまった。

〈予選リーグ第2戦〉
  1 2 3
日   本 7 0 16 23
パキスタン 0 0 0 0
※大会規程により3回得点差コールド
日本 ○深津悠平(2回)・高橋速水(1回)−平本拓朗
長打 〔本塁打〕米良孝太A、松岡真央
〔二塁打〕浦本大嗣A、平本拓朗

 予選リーグ第2戦の相手はパキスタン。大会への参加は喜ぶべきことであり、その「意欲」「やる気」は評価に値するが、チームとしてはまだまだ未完成で日本の相手ではなかった。
 日本は初回、1番・糸瀬勇助が四球を選び、すかさず盗塁。2番・西山幸助、3番・中村健二、4番・川田直諒の3連打であっさり3点を先制。さらに連続四球でチャンスを広げ、7番・松岡真央の犠牲フライ、8番・鈴木周平、1番・糸瀬勇助のタイムリーなどで大量7点を挙げ、試合を決めてしまった。
 日本は2回表は無得点に終わったものの、3回表に再び打線が爆発。5番・米良孝太の2打席連続本塁打を含む14長短打を集中。大量16得点を挙げ、3イニングで23得点という猛攻を見せた。

 守っては、こちらも「代表デビュー」となる深津悠平が先発し、2イニングをノーヒット、5三振を奪う力投を見せれば、3回からリリーフした高橋速水は三者連続三振に斬って取る「貫禄」のピッチング。3回コールド勝ちを収め、初日連勝のスタートとなった。

第14回世界男子ソフトボール選手権大会アジア地区予選 選手団名簿

選手(ポジション別・50音順)
No. 守備 氏名 支部 所属
1 投手 岡普@建斗 愛知 デンソー
2 高橋 速水 高知 高知パシフィックウェーブ
3 照井 賢吾 群馬 高崎市役所
4 中村 健二 大阪 大阪桃次郎
5 深津 悠平 愛知 豊田自動織機
6 松田 光 岡山 平林金属
7 捕手 片岡 大洋 高知 高知パシフィックウェーブ
8 平本 拓朗 岡山 平林金属
9 内野手 糸瀬 勇助 栃木 ホンダエンジニアリング
10 浦本 大嗣 栃木 ホンダエンジニアリング
11 澤田 優生 大阪 大阪桃次郎
12 筒井 拓友 大阪 大阪桃次郎
13 松岡 真央 宮崎 旭化成
14 米良 孝太 宮崎 旭化成
15 外野手 川田 直諒 宮崎 旭化成
16 鈴木 周平 岐阜 岐阜エコデンSC
17 西山 幸助 岡山 平林金属

役員・スタッフ
No. 役職 氏名 支部 所属
1 団長 竹島 正隆 富山 (公財)日本ソフトボール協会
2 ヘッドコーチ 西村 信紀 岡山 環太平洋大学
3 コーチ 浜口 辰也 栃木 ホンダエンジニアリング
4 コーチ兼総務 城戸 健雄 大阪 大阪桃次郎
5 トレーナー 矢内 智也 東京 (株)スポーツプログラムス
6 帯同審判 足袋抜 豊松 石川 (公財)日本ソフトボール協会