第37回 日本男子ソフトボール西日本リーグ第2節
(2008.6.10)
大阪ツヅキグローバルが9勝2敗で首位の座をキープ
高知パシフィックウェーブも首位に並ぶ!
最終節での逆転優勝を狙うダイワアクト
2年ぶりの決勝トーナメント進出を狙うNeo長崎も、
上位争いに絡む
今シーズン新規参入ながら健闘をみせる、四国生コンSBC
次節、全チームが“最終決戦”に臨む
各チームの熱戦に注目!
大阪ツヅキグローバル
高知パシフィックウェーブが首位に並ぶ!
第37回日本男子ソフトボール西日本リーグ第2節が、6月6日(金)〜6月8日(日)の3日間、高知県高知市・春野運動公園において開催され、大阪ツヅキグローバル、高知パシフィックウェーブが今節ともに4勝1敗、5勝1敗と星を伸ばし、通算成績9勝2敗で首位に並んだ。
第1節で5勝1敗と好スタートを切り、首位に立っていた大阪ツヅキグローバルは、初日のオール北九州戦に小島郊正の二塁打などで初回に4点を先制。5回裏にも1点を追加し、危なげのない試合運びで5−1と勝利を飾ると、2日目のジェイテクト戦では、男子日本代表の石村寛、鈴木周平、現役ニュジーランド代表のドニー・ヘイルを揃える自慢の強力打線が爆発し、9−0と圧勝。続く四国生コンSBC戦に延長タイブレーカーの末、4−5で敗れたものの、3日目の旭化成戦では、鈴木周平の劇的なサヨナラ満塁本塁打で5−1と勝利。平林金属戦でも「主砲」・ドニー・ヘイルの本塁打などで序盤から得点を重ね、8−1と快勝し、今節4勝1敗で通算成績を9勝2敗とした。昨年日本代表に選出され、今や日本を代表する左腕にまで成長したエース・照井賢吾をはじめ、同じく現在日本代表の“主力”として活躍している石村寛、鈴木周平。また、元日本代表で過去2度の世界選手権出場の経歴を持つキャプテン・西田繁幸が揃う、豪華な布陣は相手チームにとってまさに「脅威」。勢いに乗る王者が、西日本リーグ“3連覇”をめざし、第3節に勝負をかける。
前節、4勝1敗と好スタートを切った地元・高知パシフィックウェーブは、初日にNeo長崎と対戦。先発・大木彰人が3本の本塁打を浴びるなど4−6で敗れ、黒星スタートとなったが、続くジェイテクト戦に金尾純、尾崎和登、岡本友章の本塁打などで4−1と勝利。2日目のオール北九州戦では、初回にいきなり3点を先制されながら、安井宏光の2本の本塁打を含む計4本の本塁打で7−3の逆転勝利。ダイワアクト戦でも4本の本塁打を浴びせる長打攻勢で13−1で圧勝するなど、打線が絶好調。3日目の旭化成戦でも、日本代表の「若き主砲」・小野洋平の2本の本塁打などで10−8で勝利を収め、今節最終戦となった四国生コンSBC戦では2本の本塁打などで4−3の逆転勝利。地元の大歓声の中、今節5勝1敗と星を稼ぎ、通算成績9勝2敗で首位に並んだ。高知パシフィックウェーブは、今節6試合中「18」本の本塁打を放った。メンバーのほとんどは今節開催された地元・高知県の岡豊高校出身で、高校時代に全国高校選抜・インターハイ・国民体育大会で優勝を重ね、黄金時代を築いた選手たちである。今後もこの調子を持続し、輝かしい経歴を持つ選手たちが持てる力を存分に発揮することができれば、西日本リーグ“王座奪回”に限りなく近づくだろう。
また、今節4勝1敗のダイワアクトが通算成績を7勝3敗まで伸ばし、2年ぶりの決勝トーナメント進出を狙うNeo長崎が7勝4敗、今シーズン新規参入の四国生コンSBCが6勝4敗と続き、まだまだ余断を許さない状況が続いている。次回開催される第3節が西日本リーグ制覇をかけた“最終決戦”の場となるだけに、さらに激しい戦いが予想される。
大阪ツヅキグローバルの西日本リーグ「3連覇」を阻止するのは、はたしてどのチームか。決勝トーナメント進出をかけた最終決着はどうなるのか。最終節に注目が集まる!
第2節全チームの勝敗は下記の通りで、第3節は9月5日(金)〜7日(日)の3日間、鹿児島県鹿児島市・鹿児島ふれあいスポーツランドにおいて開催される。
大阪ツヅキグローバル
9勝2敗
高知パシフィックウェーブ
9勝2敗
ダイワアクト
7勝3敗
Neo長崎
7勝4敗
四国生コンSBC
6勝4敗
平林金属
4勝6敗
旭化成
4勝7敗
オール北九州
1勝10敗
ジェイテクト
1勝10敗