第37回 日本男子ソフトボール西日本リーグ第1節 (2008.4.29)


大阪ツヅキグローバルが5勝1敗と好スタート!

高知パシフィックウェーブも4勝1敗で並ぶ

大阪ツヅキグローバルは破壊力抜群の強力打線で白星を重ねた

チーム一丸となり、初の西日本リーグ制覇をめざすNeo長崎

昨年3位のダイワアクト、今シーズンも上位を狙う

今シーズン新規参入の四国生コンSBC、今後の戦いぶりに注目!

地元の熱い声援を受け、戦った旭化成だったが……

大阪ツヅキグローバルが5勝1敗
高知パシフィックウェーブが4勝1敗の好スタート!



 第37回日本男子ソフトボール西日本リーグが開幕。第1節が4月25日(金)〜27日(日)の3日間、宮崎県・日向市/お倉ヶ浜総合運動公園において開催された。
 今シーズンは、昨年の10チームから1チーム減った計9チーム(四国生コンSBCが新たに参入)で覇が競われることとなり、決勝トーナメント進出(東西1位〜4位の計8チームが争う)、“西日本リーグ制覇”をめざした熱戦の火蓋が切っておとされた。
 第1節は、大阪ツヅキグローバルが5勝1敗、高知パシフィックウェーブが4勝1敗と共に好スタート。これを、初の西日本リーグ制覇をめざすNeo長崎、昨年西日本リーグ3位のダイワアクト、今シーズンから新加入の四国生コンSBCが2敗で追いかける展開となった。
 昨年の西日本リーグ覇者・大阪ツヅキグローバルは、初戦の旭化成戦をエース・照井賢吾が危なげのないピッチングで完封。攻撃でも、現役ニュージーランド代表の主砲、ドニー・ヘイルの本塁打が飛び出すなど、序盤から得点を重ね6−0と圧勝すると、続く平林金属戦でも打線が爆発。3番・小島郊正、6番・鈴木周平らの長打攻勢でたたみかけ、終ってみれば計12点を奪う猛攻で勝利し、その後もジェイテクトに7−1、Neo長崎に2−0と開幕4連勝を飾った。3日目の高知パシフィックウェーブ戦で1敗を喫したものの、ダイワアクト戦に5−0で勝利し、通算成績5勝1敗と西日本リーグ連覇に向けて好スタート。今後も現役男子日本代表・ニュージーランド代表の打者を揃える自慢の強力打線は、他チームにとって「脅威」となりそうだ。
 昨年4位の高知パシフィックウェーブは、初戦の旭化成戦に男子日本代表の若き主砲、5番・小野洋平の本塁打などで8−1で勝利。続くオール北九州戦にも4−1で勝利し、開幕2連勝。2日目の四国生コンSBC戦に0−4で破れ1敗を喫したが、ベテラン・大木彰人の力投で、平林金属に5−0の完封勝利。3日目には、ここまで全勝の大阪ツヅキグローバルを1番・金尾純、5番・小野洋平の本塁打などで6−3で破り、通算成績を4勝1敗とし、今後の戦いに向けて期待の膨らむ試合展開を見せた。
 また、チーム一丸となり、初の西日本リーグ制覇をめざすNeo長崎が4勝2敗と好調を維持。今シーズンリーグ新加入の四国生コンSBCは、初のリーグ参戦ながら、自慢の強力打線を武器に3勝2敗と健闘。ソフトボール王国・ニュージーランドから、トーマス・キャメロン、ネイソン・ターケットの2名の新戦力を加えたダイワアクトも今節3勝2敗と、今後の上位争いに間違いなく絡んできそうである。
 新たな顔ぶれも加わり、これまでにない大接戦が予想される第37回日本男子ソフトボール西日本リーグ。全9チームが“頂点”をめざし、熱く激しい戦いを繰り広げる。激戦を制し、見事「栄冠」を勝ち取るのはどのチームか。日本トップレベルの男たちの戦いが今、スタートを切った。
 第1節全チームの勝敗は下記の通りで、第2節は6月6日(金)〜8日(日)の3日間、高知県・春野町において開催される。


大阪ツヅキグローバル 5勝1敗
高知パシフィックウェーブ 4勝1敗
Neo長崎  4勝2敗
ダイワアクト 3勝2敗
四国生コンSBC 3勝2敗
平林金属 2勝3敗
旭化成 2勝4敗
ジェイテクト 1勝4敗
オール北九州 0勝5敗