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国際大会情報

国際大会情報 第6回アジア男子ジュニア選手権大会


試合レポート

試合
第6回アジア男子ジュニア選手権大会
決勝戦  男子GEM2(中学3年生)日本代表 vs フィリピン
会場
香港・天光道壘球場
日時
大会第5日 11月5日(日)
  1 2 3 4 5 6 7 R
フィリピン 0 0 2 0 0 0 0 2
男子GEM2 0 0 5 0 0 0 x 5
先攻
フィリピン
後攻
男子GEM2日本代表
バッテリー
投手:
捕手:
バッテリー
投手:〇池田蓮
捕手:田村健悟
打撃成績
〔本塁打〕
〔三塁打〕
〔二塁打〕
打撃成績
〔本塁打〕稲垣拓朗
〔三塁打〕田村健悟
〔二塁打〕
1回表
1番打者のセンター前ヒット、2番打者の四球、3番打者のピッチャーゴロで一死二・三塁といきなりピンチを招いたが、4番打者のセンターライナーで飛び出した二塁走者をセンター・新井沙稀也が二塁で刺し、ダブルプレー。日本自慢の「堅い守り」で初回のピンチを無失点で切り抜けた。
0
1回裏
ショートゴロ、空振り三振、サードフライで三者凡退。無得点。
0
2回表
空振り三振、ファーストゴロ、ピッチャーゴロで三者凡退。無得点。
0
2回裏
4番・田村健悟がライトオーバーのスリーベースを放ち、出塁。5番・片岡久也が相手のエラーで出塁し、すかさず盗塁を仕掛け、二塁へ進むと、6番・西森潤の三振となる投球を相手捕手が捕逸。これが振り逃げとなり、無死満塁の絶好機を迎えたが、後続がキャッチャーファウルフライ、ファーストゴロ、センターフライに倒れ、スリーアウト。先制のチャンスを逃してしまった。
0
3回表
二死走者なしから1番打者を守備の乱れから出塁させ、二塁まで進塁させてしまうと、続く2番打者を故意四球で歩かせて塁を詰め、フォースアウトの取りやすい一・二塁とすることを選択。しかし、続く3番打者の3球目にダブルスチールを仕掛けられ、捕手の三塁送球を捕球できず、そのまま外野へ抜けてしまい、その間に二者生還。この回2点を先制されてしまった。
2
3回裏
この回先頭の1番・新井沙稀也がセンター前へ「執念」のポテンヒットで出塁。2番・畠山陸のサード前バントが相手のエラーを誘い、無死一・二塁とチャンスを広げ、続く3番・永吉飛斗のファースト前へのバントが三塁への悪送球を誘い、二塁走者・新井沙稀也が生還。1点を返し、なお無死二・三塁のチャンスが続き、4番・田村健悟が故意四球で歩かされ、満塁。二死後、7番・稲垣拓朗が高めを力強く打ち返し、打球はぐんぐん伸びていき……逆転満塁ホームラン!! 今大会の「ラッキーボーイ」、大活躍の稲垣拓朗の「グランドスラム」で一気に試合をひっくり返した。
5
4回表
一死から5番打者がエラーで出塁するも、続く6番打者のセカンドゴロで二塁フォースアウトとし、二死。7番打者のライト前ヒットで三塁を狙った一塁走者をライト・永吉飛斗が判断良く三塁へ好返球。三塁手前でタッチアウトとし、無失点でピンチを切り抜けた。
0
4回裏
この回先頭の9番・眞茅大翔がレフト前ヒットで出塁したが、後続が二者連続空振り三振、ファーストゴロに倒れ、無得点。
0
5回表
空振り三振、セカンドライナー、サードゴロで三者凡退。無得点。
0
5回裏
二死から6番・西森潤が三遊間を破るヒットで出塁。すかさず盗塁を成功させ、二塁へ進んだが、後続がサードゴロに打ち取られ、スリーアウト。無得点。
0
6回表
二死から4番打者に死球を与えたが、落ち着いて後続をサードゴロに打ち取り、スリーアウト。無得点。
0
6回裏
空振り三振、ショートゴロ、空振り三振で三者凡退。無得点。いよいよ最後の守りへ!
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7回表
空振り三振、ショートゴロ、センターフライで三者凡退。無得点で試合終了! 5-2で男子GEM2(中学3年生)日本代表勝利を収め、見事な「優勝」!
 先発・池田蓮が3位決定戦・インドネシア戦に続き、連投となったこの試合、尻上がりに調子を上げ、フィリピン打線をわずか2安打に抑える好投。打線もしっかりとこれを援護し、まさに「全員総力」で優勝を勝ち取った。
 全勝で予選リーグを勝ち上がりながら、決勝トーナメント1位・2位戦で予選リーグ2位のフィリピン戦に敗れたが、その敗戦を「力」に変え、ゴールドメダルゲーム(優勝決定戦)では見事、快勝。 大会が進むにつれ、「チーム力」も高まり、日々成長を感じさせてくれた男子GEM2(中学3年生)日本代表。この大会に出場した選手一人ひとりが、今後の「男子ソフトボール界」を担う存在になってほしいと、切に願う。「一つ上」のカテゴリーへの大会参加であるにも関わらず、それに臆することなく戦い、見事「アジアNo.1」に輝いた男子GEM2(中学3年生)日本代表。本当におめでとう!
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7回裏
x
大会MVPに輝いた稲垣拓朗選手
最優秀投手賞を受賞した池田蓮投手
優勝トロフィーを手に喜びの選手たち
(左:廣川颯太副主将、中:大河原啓太主将、右:田村健悟副主将)
見事、「アジアNo.1」に輝いた選手たち! 男子ソフトボールの未来を担うのは君たちだ!!


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